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30代で心筋梗塞になった男の体験談

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私は30代という若さで心筋梗塞になりました。その時、これからどうなるか不安で、闘病のブログを読んだりしていました。 そして、今度は私が、若くして心筋梗塞になり、運良く助かったと…
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#心臓バイパス手術

30代で心筋梗塞になった男の生活 ICD植込み手術 その1

30代で心筋梗塞になった男の生活 ICD植込み手術 その1

心臓バイパス手術から3ヶ月経ち、すっかり元の生活に戻りました。 

次は、ICD植込み手術というものを行うことになりました。これはその体験です。

今後、同じ境遇になった人の参考になればいいなと思います

ICDの植込み 

ICDとは、「植込み型除細動器」のことです。

3cmほどの小型AEDのようなで、体に埋め込みます。画像のイラストのようなものです

心臓に接続し、不整脈を検知してくれます。

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30代で心筋梗塞になった男の体験 7 バイパス手術 前編

30代で心筋梗塞になった男の体験 7 バイパス手術 前編

30代で心筋梗塞になった私の体験を綴っています。同じような事が起こった人の参考になるように。健康な人が増えますように。

バイパス手術に向けて退院から1ヶ月後が経過。冠動脈バイパス手術は別の病院で行うことになっていたため、紹介状を持って診察へ行った。

執刀してくれるのは、バイパス手術に関して地元では名医と呼ばれる先生であった。先生は、自分の現在の病状、手術の方法など、大変丁寧に説明してくれた。

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30代で心筋梗塞になった男の体験 8 バイパス手術 後編

30代で心筋梗塞になった男の体験 8 バイパス手術 後編

30代で心筋梗塞になった私の体験を綴っています。同じような事が起こった人の参考になるように。健康な人が増えますように。

■心臓バイパス手術からの目覚め午前9時からスタートしたバイパス手術は、午後4時くらいに終了した。もちろん、自分は全身麻酔のため寝ているうちに終わった。

今回の心臓バイパス手術は、自分の左手の血管を心臓に移植した。

そのため、起きた時には胸骨が縦30センチくらいと、左手の肘か

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30代で心筋梗塞になった男の体験談 9 その後の生活【完結編】

30代で心筋梗塞になった男の体験談 9 その後の生活【完結編】

30代で心筋梗塞になった私の体験を綴っています。同じような事が起こった人の参考になるように。健康な人が増えますように。

■手術後の症状手術では、左腕30センチくらいと、胸30センチくらい切ったので、さすがに傷の痛みはある。また、腕や体を動かすと骨が痛む。そして、なぜか夜になると毎日微熱が出る。

医師いわく、身体を切っていれば熱くらい出る、とのこと。

心臓については、痛みや苦しいといったことは

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