【F1日本グランプリ】初心者におすすめ「金曜日券」の楽しみ方まとめ

2023年9月22日 23:41

「F1を生で観たいけど、高すぎて観れない…」

「にわかF1ファンだけど、まずは会場の雰囲気を味わってみたい…」

そんな方におすすめなのが「金曜日券」。土日の予選と本戦の半額程度で、2日間もF1イベントを楽しめる魔法のチケットなんです。

Netflixで配信中の「Formula1 栄光のグランプリ」を観てF1ファンになった、THEにわか筆者が、実際に金曜日券を使ってみてわかった、金曜日券のポイントをお伝えします♡

※記事の情報は、2023年当時のものです。
※記事内容に誤りがあった場合、コメントでお伝えいただけますと幸いです。

金曜日券とは?

金曜日券とは、F1日本グランプリの予選と本戦が行われる週の木曜と金曜に行われるF1イベントに参加できるチケットです。

会場は、三重県の鈴鹿サーキット。F1グランプリの予選と本戦会場でもあります。

金曜日券は、8,000円弱で生のF1カーの走行が見られる上、一部ドライバーやパドックメンバーのトークショーも楽しめる超おトクなチケット。

金曜日券1枚で、木曜金曜と鈴鹿サーキットに入れるほか、鈴鹿サーキット内のアトラクションすべて乗り放題という豪華さ！

お子さん連れや、カップルデートにもピッタリの金曜日券。当日の混み具合や、賢く回るコツなどを詳しくご紹介いたします。

【注意】鈴鹿サーキットに行く前に知っておくべきこと4つ

日傘や雨傘は使用できない。人が多いのと、観覧の妨げになるから。防止と雨合羽を用意しよう。
地面に座ることが多いので、敷物があるとよき。雨で濡れていることもあるので、濡れた席を拭くのに1枚雑巾があってもいいかも。

場内の飲み物は190円〜と高い。ペットボトルは1本持っていくのがよき。
サングラス必須！ずっと屋外にいるのと、たぶん観覧席の椅子が白くて反射？するからか、目が充血します。
鈴鹿サーキットはとにかく広い。歩きやすいスニーカーでいくのがおすすめ。ちなみに、最寄り駅の鈴鹿サーキット稲生駅からは徒歩約25分かかる。

さらにディープな鈴鹿サーキット情報

鈴鹿サーキット稲生駅から鈴鹿サーキットへ向かう際、線路下を通ってから左折したタイミングで、左右どちらの歩道に行くかで見られるものが変わる。

左折先左手を歩くと、モーターゲート（関係者入口）前を通り、開場のすぐ近くが見える。鈴鹿サーキットに行くまでに一度道路を渡る必要がある。最速は右。

右手にいくと、鈴鹿サーキットに道路を横断せず行ける。※ほとんどの人は左手を歩くため、右手を歩くとたくさん人を抜かして先に行けます。

鈴鹿サーキット稲生駅へ向かう伊勢鉄道は現金精算（300円）のみ。名古屋方面からICカードで来ると、ICカードは未精算のままになるので、後でJRの窓口で精算する必要あり。※近畿鉄道、名古屋鉄道などJR以外では精算できないので注意

金曜日はこんな紙がもらえるので、JRの駅員さんに渡せばすぐ解決。木曜はもらえないので、口頭で頑張って説明しよう。

木曜日まとめ

F1ファンはもちろん、なんとなく好きな方も行って損はない木曜日。ポイント別に紹介します。

木曜日のメリット

F1期間中で一番空いている
一部グッズ（プログラムやユニフォームなど）を確実に入手できる
ピット見学とコースウォークができる
金曜フリー走行の座席下見ができる
アトラクションがガラガラなので乗りまくれる

木曜日のデメリット

ピット見学とコースウォーク以外やることがほとんどない
一部グッズ（選手別モデルカーなど）は金曜発売開始のため手に入らない

木曜日のポイント

ピット見学のために行く価値あり。各チームの整備の様子や組み立て中の車体が見られる※金曜に同様のイベントはない
人が少ないため鈴鹿入口や選手の旗、パネルなどを撮影しやすい

木曜日の注意点

F1用の臨時バスが出るのは金曜からのため、木曜は通常のバスのみ。１時間に１本の三重交通バスで白子駅に戻るか、鈴鹿サーキット稲生駅まで25分歩いて１時間に一本の伊勢鉄道に乗るかの二択。帰るタイミングに気をつけて。

木曜に三重交通バス乗車時は整理券を取ります。白子駅まで450円現金のみ。金曜は臨時バスなので不要です。

木曜日をうまく過ごすコツ

ピットウォークとコースウォークは同時に案内開始されるが、先にピットウォークに行くのがおすすめ。ピットウォークはずっと混んでいるので、先に見よう。※ピットの横にコースがあるので簡単に行き来できる

ここがコースウォークで、左のフェンス奥がピットです。フェンスの間の隙間を通って行き来します。

ピットは人気の左側チーム（2023年の上位チームで言えば、レッドブルやフェラーリなど）から見るのがおすすめ。ずっと混んでるから。※パドックが並ぶ方に向かって左から１位のチーム、右に最下位のチームが並ぶ。ハースやアルファタウリは右寄りにある。

ピットウォークとコースウォークは早めの入場がおすすめ。9時開始で、次の準備のため12時に必ず退場させられるから。
名古屋方面から鈴鹿サーキット稲生駅に向かう際に乗るローカル線、伊勢鉄道の6時台は空いていた。座れる。

木曜日の小ネタ

R席付近にある喫茶店では、朝10時まで500円モーニングをやっている。サーキットを見ながら食べるとおいしいかも
鈴鹿サーキット稲生駅から鈴鹿サーキットへ向かうまでの間に通るモーターゲート前には、会場入りする選手を迎えるファンが数人いた
一人で参加する女性が結構いた。男女比7対3くらい。

金曜日まとめ

F1フリー走行やドライバートークショーなど、見どころ満載の金曜日。土日ほどでもないが、木曜と比べて人手がグッと増えるので、コツを押さえて賢く楽しもう!

金曜日のメリット

本物のF1カーの走行が午前と午後の2回見られる
ドライバーやパドックメンバーのトークショーがある（一部チームのみ）
臨時バスが出ており行き帰りの交通の便がよい

金曜日券のデメリット

土日ほどではないが、人手がかなり多い。飲食ブースやアトラクションは計画的に使う必要あり。

金曜日券のポイント

F1フリー走行はもちろん、同時開催されるBMW&MINIカップやポルシェカップの走行も見どころ。
ドライバーやパドックメンバーのトークショーは、前列を取らなくても十分見える。全員座っての観覧になっているから。
次のイベントの開始時刻を見つつ、フードを買ったりアトラクションを楽しんだりできる。

金曜日の注意点

名古屋方面から鈴鹿サーキット稲生駅に向かう際に乗るローカル線、伊勢湾鉄道が7時台で目茶苦茶混む。すし詰めレベル。6時台に乗るか、料金は上がるが特急みえに乗るのがよい。

伊勢湾鉄道は現金精算のみ。金曜日は鈴鹿サーキット稲生駅に臨時改札（外）が設けられ、そこで精算する。このとき、鈴鹿サーキット稲生駅までの紙チケットを購入しておくと、スムーズに通過できる。※ICカード利用者の列は、駅員さんに申告して現金支払いするため混雑する

自家用車でいく人は、金曜日券とあわせて注文できる駐車場券を入手すべき。当日は提携駐車場があるが、1日2,500円と高い&幹線道路沿いにあるため、入出庫が面倒。
ドライバーやパドックメンバーのトークショーでは、日傘や傘は使えない。必ず帽子で日除けし、雨具はカッパを用意すること。地面に座るため、気になる人は敷物を。
金曜日は鈴鹿サーキット発のバスが臨時ダイヤになる。場所も変わるので注意。通常時（木曜含む）のエントランス前ではなく、800m離れた第8駐車場まで歩く必要がある。待機列があり、順次出るバスに乗る。日よけはないので注意。

金曜13時ごろ。まだスカスカだけど、夕方にかけて長蛇の列になるようです（コーンがたくさん）

R席付近にある喫茶店の屋上とコースの見える屋内席は、金曜から指定席になる。Gran viewチケットを持っている人しか入れないので注意。※テイクアウトは可能
入り口付近で大会プログラムを販売しているが、これは奥の販売ブースにもある。入口ほど長蛇の列になっているので、大会プログラムは奥で買うか、木曜に入手しておくとよい。
金曜日発売のグッズのうち、選手別のモデルカーで人気モデルはすぐ売り切れる。※開場15分でアルファタウリの角田選手モデルは売り切れでした。

金曜日をうまく過ごすコツ

場内に飲食物の持ち込みは制限されていないので、飲み物やスナックは持ち込むと良い。※筆者は午前中のみの滞在で500mlペットボトル2本を飲んだので、それくらい用意するといいかも。※場内の飲み物は（自販機含め）すべて190円以上。ビールはハイネケン（スポンサー）が缶で500円から。

頭から肩まで覆えるタオルの持参がおすすめ。F1走行を観るとき、トークショーを観るときなど、直射日光下にいることが多く、暑さがしんどいから。日焼け止めでは暑さは防げないので…
アトラクションに乗るなら、イベントの終わりかけがおすすめ。実際、人気のバイク型ジェットコースター「GPレーサーズ」は、イベントがなにもない時は50分待ち、F1フリー走行が終わる15分前には15分待ちになってた。
人気のバイク型ジェットコースター「GPレーサーズ」は、アトラクションで一瞬だけ鈴鹿サーキットのV席（一番高い席）に入る。運が良ければすぐそばを走るF1カーが見えるかも

金曜日はV席、パドックを覗く全エリアが開放される。R席付近の屋根付き椅子席も一部開放されるので、朝ダッシュするのもいいかも。

屋外で食べ物を食べるせいか、コバエが多い。気になる人は虫よけ持参がおすすめ。

金曜日の小ネタ

見た感じのファン数は、レッドブル>アルファタウリ>マクラーレン≒ハース
マクラーレンのランド・ノリス推しが結構いた。痛バッグ作ってる人も。すごい
ハースのギュンター・シュタイナー推しが多い。トークショー来たときの歓声がえぐかった。オリジナルグッズ（似顔絵Tシャツ、写真つきのでかい看板、お面）つくる人もちらほら。「ハースがこれだけ応援されるのは珍しい」ていうギュンターのコメント面白かった。