ごきげんアップの方程式
あなたの周りにいつも機嫌悪くて周りに八つ当たりしていたり、八つ当たりはせずとも空気を悪くしている人、いませんか?
航空会社時代の鬼先輩がまさしくこのタイプでした。
この先輩は常に情緒が不安定で、その日によって気分がコロコロ変わる人でした。
気分がいい日には、私のことを「○○ちゃん♡」と怖いくらいに高い声で呼びますが、機嫌が悪い時にはとてつもなく低い声で「○○(名字)さん」って呼びます…(怖いですよね、ホラーかと思いました)。
こんなホラー先輩と一緒に働いていると、自然と顔色をうかがうようになってしまいます。そうなると、本来集中すべき仕事に意識が向かず、生産性が下がってしまいます。これって、自分の機嫌が悪いせいで人に迷惑をかけてるってことですよね?
なので、反面教師として私は「自分の機嫌を自分で取る」ことにしたのです。これは社会人たるもの最低限のマナーだと思います。
自分の機嫌を取れるのは自分しかいません。機嫌は他人に取ってもらうものではないのです。
本記事では、私が実践している「ごきげんアップの方程式」をご紹介します。
1.客観的に物事を見る+解決策を考える
自分の機嫌が悪くなってしまう原因は、その時の状況によって様々だと思います。
ですが、機嫌が悪くなっている時は「自分の気分を害した事柄だけに意識がフォーカスしてしまっている」状態だと思います。
つまり、冷静に状況が判断できていないことが多いということです。そうなると余計にイライラが募ってしまいますし、うまくいくこともうまくいかなくなってしまいます。
なので、「今、ちょっとイライラしているな」とか「ちょっと気分落ちたかも」と感じたら、一旦客観的に物事を見てみることをオススメします。
例えば、上司から「なんでこの資料がまだ出来上がっていないんだ!?」と怒られたとします。期日は明日までと聞いていたのに、どうやら上司が期日を一日間違えて「遅い」と勝手に怒っているようです。
「何言ってるんだろう?期日は明日なのに…(モヤモヤ)」
「なんで勝手に期日間違えているのに私が怒られなきゃいけないんだ…(イライラ)」
こう思うのも自然なことだと思います。でも、このままだときっとモヤモヤやイライラが募り、あなたのご機嫌が悪くなってしまいます。
なので、一旦落ち着いて、客観的に物事を見てみましょう。次のような感じです。
事実:【資料の提出期限は明日】→【上司は期日を勘違いして怒っている】
こうしてみると思っていたより状況はシンプルだと思いませんか?
事実を浮き彫りにしたら、次は解決策を考えてみます。
解決策:【上司に提出期限は明日だと伝える】
これもいたってシンプルですよね?
上司は単なる勘違いで怒っているのですから、感情的にならずに「こちらの資料の提出期限は明日だと認識しております。」と伝えればよいのです(もしそれでも上司が納得しない場合は、提出期限が明記されているメールなどをエビデンスとして見せるのもよいですね)。
このように機嫌を損ねることになった事実を客観的に分析してみることで、落ち着いて対処できると思います。
2.自分の好きなもので癒やされる
自分の好きなもので癒やされるのもひとつの手です。そのためには普段から「自分がどんなもの・ことで癒やされるのか」を知っておくことが大事です。
例えば、私の場合、音楽が好きなので、機嫌が悪くなりそうになったら「テンションが上がる音楽」を聴きます。iPhoneにもテンションが上がる曲だけを集めたプレイリストがあります(笑)
こうすることで自然とごきげんがアップしてくるので、自分が一旦どうして機嫌を損ねていたのかも忘れてしまいます。
あと、私は食べることが好きなので、甘いチョコを食べて癒やされたりします。あま〜いチョコを食べると本当に幸せな気分になれるので、イヤなことも一瞬で吹き飛びます。
実際にチョコレートには幸せホルモンと呼ばれる「トリプトファン」が含まれているそうなので、食べるだけでごきげんになりそうですね。
私の場合は好きな音楽と食べ物がごきげんアップに欠かせませんが、あなたが癒されるものであれば何でも良いと思います。
人によっては「アイドルのライブ鑑賞」かもしれませんし、「猫の動画鑑賞」かもしれません。
もちろんこのような鑑賞系も素晴らしいのですが、自分のテンションはいつ下がるか予測がつかないため、例に出したチョコのように場所を選ばず手軽にごきげんアップする方法も探しておくことをオススメします。
まとめ
ごきげんアップの方程式:
1.客観的に物事を見る+解決策を考える
2.自分の好きなもので癒やされる
以上、ごきげんアップの方程式でした。
少しでも「役に立った!」と思われた方、スキを押していただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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