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小規模山主がセンダンを植えた話③

久しぶりの投稿です。

最後の投稿が2020年2月なので、約1年もさぼってしまいました。

さて、2019年の春に植栽したセンダンの話です。

生育状態を確認してきました。

結果としては、

・成長の良い個体はおよそ1.0-1.2mの高さに成長している。

・動物の食害を受けたと思われる個体が数本(数本だけ抜き取られるものなのかは要調査ですが、写真のような状態を食害と考えました)

・上層木により日光を遮られる形の個体は著しく成長が悪い。高さ1mに満たない。80㎝程の個体もある。

といったところでした。

成長の良い個体は下の写真のように、1.2m程に伸びています。目安とするために隣にスギの枝を立てています。

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食害と思われるのは下の写真のように先端を食いちぎられた感じになっています。(そうとピンボケしていてわかりにくいのですが・・。)

このような個体が数本あります。

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下の写真は、上層木を残した場所の写真です。明らかに伸びが悪いです。残念ながら枯れてしまっている個体も数本あります。

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見上げるとこんな感じ。

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こちらの写真の個体は長さ80cm程度です。

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次回、GWあたりに芽掻きを行う予定です。

センダンは早生樹といわれていますが、材として使えるようになるには20年はかかるでしょう。まだまだ先は長いですが、地道に続けていきたいと思います。

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ここまで読んでいただいてありがとうございました。
この回では、センダンを植えた山林について書いています。
我が家では、いろいろな性質の山林を所有しています(ほんとに少ないですが)。そういった山林をこれからどう育て、使って、次世代に引き継いでいくか、考え、行動していることを、今後も書いていきたいと思いますので、ご興味があればこれからも読んでいただけると嬉しいです。



めちゃくちゃマニアックなはなしを読んでいただきありがとうございます。ぼくみたいな小規模山主が考えていることを通して、日本の森林が持つ課題に興味を持ってもらえると嬉しいです。