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【旅レポ】【廃墟】長崎 旧佐世保無線電信所 (針尾送信所)

こんにちは。
この記事は、長崎県にある軍事施設の廃墟・針尾送信所の観光レポートです。

訪問時期:2020年12月18日

基本情報

旧佐世保無線電信所 (針尾送信所)は、長崎県佐世保市にある旧日本軍の施設です。
大正時代に建てられた巨大なコンクリート製の電波塔3本と、電波を送るための建物があります。
現在は使用されておりませんが、国の重要文化財となっているため整備されており、気軽に見学出来る近代建築物・廃墟としてオススメです。
針尾送信所 - Wikipedia

見学時間:9:00~12:00、13:00~16:00
所要時間:30分~1時間
料金:無料
駐車場:あり
その他:少し足場の悪い場所を歩くので、歩きやすい靴がオススメ
公式サイト:旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設の見学について/佐世保市役所

アクセス方法

レンタカーを使って行きました。
今回は長崎空港から旅行を開始したので、空港でレンタカーを借り、下道を一時間ほど走りました。
高速道路や有料道路を使うルートもありますが、使用してもあまり時間に差はないようです。
ナビで調べてみると、ハウステンボスからは車で15分、佐世保市街からは車で30分程度で行けるようです。

周辺に鉄道は走っておらず、道中にバス停等も見当たらなかったので、車やバイク以外の方法で行くのは難しそうです。
坂道も多いため自転車は体力勝負になると思います。
逆にロードバイクで行くのは、ほどよい運動になって良いかもしれません。

オススメポイント3つ

1. 電波塔内部

3つある塔のうち、2つが近づいて間近に見ることが出来ます。
さらにそのうちの1つは内部も見ることが出来ます。
塔自体100mを超えているため外から見ても圧巻ですが、内部はさらに圧倒されます。
劣化により上方から物が落ちてくる可能性があるため入口周辺までしか入れませんが、そこから上を見上げると、巨大な塔を支えるための鉄骨が見えなくなる高さまで綺麗に並んでおり、100年以上前に作られたものとは思えない出来栄えに感動します。

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2. 電信室

3つの塔の中心に位置するのが、電波を送るための電信室です。
ここは外観も比較的綺麗に残っているのに加え、植物が建物を覆っており、いかにも廃墟という雰囲気を醸し出しております。
内部も入ることができ、いくつかの小さな部屋と広い電源室を見学出来ます(入口でヘルメットを着用します)。
中は暗いのであまり様子が分かりませんが、電源室は大きな窓があり外からの光が差しているため隅々までよく見ることができ、部屋自体も綺麗なデザインをしているので見応えがあります。

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3. 近くからの風景

送信所の見学も面白いですが、少し離れた場所から送電所を眺めるのも面白いです。
畑ばかりの田舎の風景に、謎の塔が3つ並んでいる光景は非常に異様な雰囲気を発しており、人や車通りのない道から眺めると、終末世界にいるような気持ちになれます。

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さいごに

アクセスが少し悪いという欠点はありますが、非日常感があり見応えのある場所なので、ちょっと変わった長崎観光をしてみたいという方はぜひ立ち寄ってみて下さい。


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