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【旅レポ】【廃墟】長崎 池島

こんにちは。
この記事は、長崎県にある廃墟島・池島の観光レポートです。

訪問時期:2020年12月19日

基本情報

池島はかつて鉱業で栄えた島です。
2001年に炭鉱が閉鎖したため人口が激減し、現在はごく一部にしか人が住んでおらず、島全体が廃墟と化しています。
池島 (長崎県) - Wikipedia

炭鉱をトロッコ列車で見学するツアーがあり、今回はこれを目的に訪問予定でしたが、2020年夏の台風被害に遭い、訪問時は復旧工事中で見学は出来ませんでした。
池島炭鉱坑内体験ツアー – 長崎さるく

見学時間:特になし (フェリーの始発・最終便による)
所要時間:1時間~3時間
料金:無料
その他:坂が多いので、歩きやすい靴がオススメ
公式サイト:長崎市外海地区 | そとめぐり

アクセス方法

池島へはフェリー・高速船が定期的に出てます。
本島からは、西海市大瀬戸町の「瀬戸港」、長崎市神浦江川町の「神浦港」、佐世保市の「佐世保港」の3ヶ所で乗船出来ます。
ただし、佐世保港からの便は非常に少ないため、瀬戸港・神浦港からのアクセスが便利です。
各港までは公共交通機関で行けますが、本数が少なく乗船時間まで時間を持て余してしまうので、今回はレンタカーで瀬戸港まで行き、フェリー乗り場から少し北にある市営駐車場に車を止めて乗船しました。

長崎市│池島への交通手段
長崎市外海地区 | そとめぐり

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池島内の移動方法

基本はバスと徒歩になります。
とあるお店がレンタル自転車を行っているようですが、詳細は不明です。

池島はそれほど大きな島ではないので、徒歩でも1時間半~2時間程度で一通り回ることが出来ます。
私は写真を撮ったり、気になった場所をゆっくり見学しましたが、それでも3時間で船を降りた港まで戻ってこれました。
ただし、島内は意外とアップダウンが激しいので、体力に自信がない・疲れるのが嫌な方はバスの利用をオススメします。

バスは一時間に一本程度、ハイエース型の巡回バスが走っております。
料金は100円とリーズナブルです。
巡回ルートと停留所については、長崎市のホームページに記載されています。
長崎市│池島線

今回は徒歩で一周しましたが、まずはバスで一番西の停留所まで行き、そこから港がある東方向へ歩きながら見学するのが一番効率的だと思いました。

オススメポイント3つ

1. 池島中央会館

島の中央北あたりにあり、池島の歴史に関する展示があります。
詳細な情報が多く、比較的最近まで島が栄えていたことがよく分かります。
また、建物を管理されている方がいらっしゃるので、島に関する話も出来ます。
その他、自販機も設置されているので、飲み物も購入可能です。

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2. 8階建てアパート

島の西側には非常に高いアパートがあります。
中に入ることは出来ませんが、近くで見ると圧倒される高さで、小さな島にこんな大きなアパートがあるギャップが不思議さを醸し出しています。

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3. ジブローダー&廃線

ジブローダと呼ばれる石炭を積み込む大型の機械と、ジブローダを移動させるために使用されていた線路が港の反対側にあります。
かつてはこんな大型機械が使われるほどの大規模な炭鉱だったことが窺え、繁栄と衰退を感じられます。

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さいごに

島という隔離された環境で人ともほぼ会わないため、本当に終末世界にいるような感覚をおぼえ、解放感と孤独感を同時に味わえる面白い体験が出来るので、人間関係に嫌気が差したら一度訪ねてみることをオススメします。

また、島には多数の野良猫がいるので、猫好きにはたまらない場所かもしれません。
ただし、最近は隣の島から泳いで渡ってきたイノシシが出没するそうなので注意が必要です。

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