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【心理学】簡単なことはみんなで。難しいことは一人で。

一人でできないことも、みんなとならできることがある。

ヒトは一人でいるときと、誰かといる時では、行動は変化する。

集団でいるときに、

周囲につられていつも以上にてきぱきと仕事をこなすなど、

単独作業よりも集団で作業したほうが行動が促進されることを

「社会的促進」とよび、

逆に、集団になることで、行動が阻害されることを

「社会的抑制」

と呼ぶらしい。


一般に、簡単な課題の場合は、集団で行うほうが、行動が促進され、

難しい場合には、行動が阻害されることが知られている・・・らしい!!


以上が最近勉強した教育心理学の一部分です。

最近教育現場では、「協同的な学び」が推奨され、

生徒同士で補い合い高めあう学びを生み出そうとするものではあるのだが、

この心理学的知識を踏まえると、

「協同的な学び」で「高いレベルの話をさせる」というのは、

なかなかハードルが高いのではないかと、安直に思ったりする。


そして、

なんでもかんでも

「はい、じゃぁ、近くの人と話し合って問題を解いてみよう」

と働きかけていた私でしたが、それだけではだめで、

その問題の難易度によって、

効果的だったりそうじゃなかったりする(した)。

ということを知った。


やっぱりこういう勉強をすると、

いろんなことがわかるようになってくるし、

根拠を持って指示が出せるようになる。


ちょっとずつ

いろんなことを知っていこう。

明日からは「社会的促進」と「社会的抑制」を

ちょっと意識してみよう。

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