AMRのご紹介

当社では、長岡市内の企業様と共同で、「自律走行搬送ロボット（AMR）」の研究・開発を行っています。少子高齢化による生産人口の減少が見込まれる昨今において、製造現場での悩みにマッチした製品です。

今回はそんなAMRについてご紹介します。

AMR（自律走行搬送ロボット）とは？

目的地までのルートを自ら判断し、自律移動を行うロボットです。これまで人が行っていた運搬作業などをAMRに置き換え、生産効率の改善を図ることを目的として導入が進められています。

AGVとAMRの違い

―車両としてのAGV、ロボットとしてのAMR
AGV(Automatic Guides Vehicle)とAMR(Autonomous Mobile Robot)の大きな違いとして、「誘導走行」と「自律走行」という点が挙げられます。磁気テープなどの誘導体を頼りに走行するAGVに対し、AMRはガイドレスでセンサなどの情報から位置認識を行うという特徴があります。
他にも、以下のような違いがあります。

上記のことから、「AMRは次世代AGV」とも言われています。

製造現場でのAMRの必要性

現代の日本は、先進国の中でもトップクラスで少子高齢化が加速していると言われています。それに伴い、必然的に労働力不足が深刻な問題となり、特に我々製造企業にとっては早急に向き合わなければいけない問題です。そんな中で、AMRを製造現場へ取り入れ、作業の一部をAMRに担わせることは、問題解決への有効な糸口になり得ると考えています。

ケミコン長岡でのAMR開発について

当社では現在AMRの研究・開発を進めており、新潟県内の企業様へ1台納品させていただきました。人手不足にお悩みの企業様のお力になることができれば幸いです。

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