オーダーメイドウォレット三種

皆様こんばんは。
なんとなんと、八月以来の更新です。
年月が恐ろしい速さで駆け抜けてます、もう列記とした恐怖の対象です。
それにいつの間にか紅生姜の次に嫌いな冬になってしまい、そして今年も残す所後僅かという、、、恐怖と寒さで震えが止まりません。
そんな恐怖に支配されそうな最中に作品が完成しましたので写真で綴ります。

あ、気力と体力と集中力が限界突破なので安直に完成写真のみで失礼します。

手染め山羊革三折り紙入れ

外装は手染めの山羊革を八方に揉み込み、内装は国産ピット槽鞣しの牛革で糸は手撚りの麻糸です。
明治時代初期の三折りの紙入れ(財布)に着想を得て製作しました。
カード入れが18枚、ポケットが2か所にマチ付きポケットが1か所の大容量仕様です。

藍染め手揉み牛革長財布

藍染めの牛革を八方に揉み込んで、仕事でもプライベートでも使えるような色とデザインという事で
製作しました。
カード入れは10枚、ポケットは3ヶ所一部色を変えて洒落てみました。
糸は手撚りの麻糸です。

手染め鰐革小型財布

外装は手染めのワニ革、内装はピット槽鞣しの牛革です。
外装にはスタッズワーク、内装にはカービングを施しジッパー引手は棺桶型で製作しました。
小銭入れ部分をよくある作りではなく、内縫いにする事で縫い代分の寸法を無くして底部分をスッキリさせ、且つ三角マチで一体化させる事で経年変化に耐えれる強度も持ち合わせた構造ににしました。

以上3点のご紹介となります。
革の種類問わず手揉みのクオリティと持続力を上げる方法と、1ミリ厚の革でも安定して両面斜め縫いをする方法を確立させれました。

今回も良いオーダーを有難う御座います！！

さて、年内どこまで製作を終えれるか分かりませんが、オーダー頂いている皆様には永らくお待たせしてしまい大変申し訳御座いません。

では年内一気に駆け抜けます。
それでは皆様また会う日まで。

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北崎厚志

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