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東京五輪に挑んだ「難民アスリート、逆境からの挑戦」(ドキュメンタリー映画 2023年制作)

日々の仕事に忙殺され、記録がすっかり滞っています。一ヶ月近く経ってしまいましたが、国連UNHCR協会の「難民映画祭」スピンオフ企画、世界難民の日特別上映イベント、映画「難民アスリート、逆境からの挑戦」をオンラインで観ました。

公式HPからお借りしました

2016年リオ五輪のときに設けられた、オリンピックの難民選手団。2020年に予定されていた東京オリンピックでも枠が設けられました。

ところが、2020年初頭からのコロナ禍により、オリンピックは延期。2021年に開催にこぎつけますが、厳格なコロナ検査で、出国や入国、出場ができなくなる選手役員も出てきました。

そのようななかで、モチベーションと体力を維持し、必死で闘う難民選手団の人びと。世界中の難民を代表するという強い意志をもって限界へと挑戦していく姿に心打たれます。

彼らや、惜しくも落選したアスリートたちが、次の機会にぜひ活躍されますように、そして難民で亡くなる日が来ますようにと強く思いました。

で、映画も終わるというときになって、やっと気が付いたのですが、もうすぐパリ五輪開幕なのですね!!

もう!? ついこないだやったとこちゃうん!?と本気でびっくりしました。

もともと夏のオリンピックにあまり関心がなく(昔は楽しんでいましたが)、コロナで大変ななか、これでもかといわんばかりのスキャンダルやトラブル多発(責任者の女性蔑視発言や演出家の過去の作品の問題性など)の東京オリンピック開催には否定的だったので、テレビ中継もまったく見ていませんでした。

この作品も、アスリートかあ、ふうん、、、と、そこまで興味は持てなかったのですが、食わず嫌いで避けずに観て良かったです。

ところで、映画の中心的な扱いだった選手のお一人は、今回は選ばれていない模様…残念。でもきっと、競技の世界だけでなく、世界の難民のために、なんらかの形で活躍されていかれると期待しています。


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