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書評『ヒトラーの馬を奪還せよ』@関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊
これ、ほんと面白かった! 一気読みしました。
記事タイトル、「事実は小説より奇なり」が一番合うのですが、あまりにありがちなのでやめました。
というか、それを超えたハラハラドキドキな展開です。ぜひぜひどうぞ!
まるでスパイ映画のようなノンフィクション
『ヒトラーの馬を奪還せよ 美術探偵、ナチ地下世界を往く』
アルテュール・ブラント (著), 安原 和見 (翻訳)
ヒトラーの馬と言っても、本物の馬ではありません。かつてベルリンの総統官邸の庭にあった一対の巨大な馬のブロンズ像です。ヒトラーお気に入りの彫刻家ヨーゼフ・トーラックが制作し、執務室の窓の下、つまりヒトラーが窓から庭園を眺めると必ず目に入る場所に置かれていたものです。・・・・・・・・ブラント氏は、オランダの美術調査員で、盗品や行方不明の美術品をいくつも回収した実績から、「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれています。
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