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日記2023/07/15

今ね、久しぶりの読書熱が出てる。
読書を日々されている方から見るとあほらしいほどの熱(平熱が36℃として36.6℃ぐらい)量ではあるが。わたしの読書の特徴は気に入っている本を何回も繰り返し繰り返し読むというもの。
そんなわたしが今読んでいるのは山田詠美の「ひざまずいて足をお舐め」である。
この本に出会ったのは中学生の頃だった。
我が家の方針として本代は出してくれることになっていたが、この本は自分でお金を出して購入した。
読書感想文は得意じゃないのでうまく書けないけれど、タイトルだけで拒絶しないでぜひ読んでみてほしい。
初版が1988年とのことだが今読んでもよい、古くならない。何回も何回も読むことで無知な中学生だったわたしは多大な影響を受けた。(別にドSになったわけではないよ、念のため。)
大人とは、ということを考えるよいきっかけになった。そして女流作家(死語ですかね)の格好良さを知るきっかけにもなった本である。
持論で申し訳ないが女流作家の作品はエモーショナルである意味残酷だから読んでいてしっくりくる気がするんよね。わたしが女だからなのかも知れないけど。
話は変わるが現代は多種多様な性が存在するから、文を書く時も意識せざるを得ない。この言葉を使ったら誰か傷つけやしないだろうかとかすごく考えている。でも誰も傷つけない表現てあり得るんだろうか?
山田詠美、いや心の中で読んでいたあだ名、ポンちゃんと呼ぼう。ポンちゃんは思春期のわたしにその作品を通して様々なことを教えてくれた。
それは世の中的にタブーだったり、見ても無視されるようなことだったり、必要のない人には役に立たないことだったりするのかも知れないが、わたしには大切なことだった。
ポンちゃんありがとう。


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