『あなたの死体を買い取らせてください』を読んでみた
『あなたの死体を買い取らせてください』
作者:村崎羯諦(むらさきぎゃてい)
題名を見ただけでもゾッとするが、内容も内容でゾッとする。
ある日、書店で見つけて題名や絵、裏表紙の概要に惹かれて購入を決めた。
自分は気が向いた時にしか本を読まない人であるが、誕生日も近かったので、自分へのプレゼントにした。
内容
1冊に24作品収録されている短編小説集で、短時間で読めるものである。
ネタバレになるのであまり多くは紹介しないが、
突然、「君の死体を買い取らせてくれ」と言われたり、
人間が猫に対して戦争を仕掛けたり、
看護師が反抗期予防接種を勧めたり、
神様がクラスメイトだったり、
などと設定が斬新な作品ばかりである。
感想
簡単に言うと、
サクッと読める上に、内容が濃く、自分に重なる部分もあった。
ほんの一瞬だけでも、非日常的な世界に入り込みたい人におすすめしたいと思った。
個人的な話、よくスマホを訳もなくいじる代わりにこの本を手に取って1作品だけでも読んでみるのが良い。
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