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ぼっちフリーランスの日常。春の東京散歩。

普段、家にこもりっぱなし、かつ、家の中でも最小限の動きしかしないぼっちフリーランスのちーたーですが、気持ちだけはお散歩したがりです。
そして、たまに出かけると、思いのほかよく歩きます。
昔は、ヒールしか履かなかったので、長時間歩くことをしたがりませんでしたが、最近はスニーカーを履くことを覚え、たくさん歩ける喜びを噛みしめています。

今回は、ぼっちではなく、妹と2人で気楽な東京散歩。
と言いつつ、東京を散歩する予定で、思い付きで横浜に行ってしまい、東京の行き先が少なくなってしまったので、先月の東京散歩と合わせて書き綴ることにしました。

3月下旬、妹の希望により「赤坂迎賓館」に行ってみることに。

「横に長っ!」写真に収まりません。

赤坂迎賓館

にしても、日本とは思えない洋風の立派な建物です。
日本唯一の「ネオ・バロック様式」の洋風宮殿建築らしいです。

「ネオ・バロック様式って何?」と思って調べてみたところ、まず、「バロック様式」は、1590年頃から盛んになった建築様式だそうです。
建物の外観だけではなく、建物の中も彫刻や絵画の装飾で複雑に作られていて、その全体をもってひとつの芸術みたいな造りのようです。
とにかく、外も中も、華やかで贅沢で豪華な造りということです。

そして、フランス皇帝ナポレオン3世の第二帝政の時に、パリ改造計画の中でこの「バロック様式」の復興が起こり、これを「ネオ・バロック様式」というみたいです。
帝国主義の流れの中で、「こんな豪華な感じが僕たちにはぴったりだよね(*’ω’*)」ってことになったのだと思われます。

館内は撮影ができなかったので、お見せできないのが残念ですが、中の装飾や家具も本当に豪華なものばかり。
日本にいながら、お姫様に。。。貴族になった気分です。

案内係のおじさんがとてもフランクで、お話し上手でした。
装飾の説明の合間に、さりげなくお世辞を盛り込み、私たちの気分を高めてくれるという細やかな気遣い。
おじさんのトークスキルに感心する一方で、本物の金とメッキの見分け方の違いを知り、勉強になりました。
本物の金はピカピカしないので、反射して映らないそうです。

赤坂迎賓館の裏側

表現力が乏しくて、上手に伝えられないですが、大きさにしても繊細さにしても、何もかもが「すごいな」としか言いようがありません。
贅沢というとギラギラしたイメージですが、どれも手間を掛けて作り込まれた「品の良いものたち」といった感じで、ひとつひとつ立派なものなのに、変な主張もなく、これだけのものが集まって調和がとれているのがさすがです。

日本離れした造りで、ちょっと海外に行ったような気分になれるので、一度行ってみる価値ありです。

ちなみに、迎賓館前でいただける「アフタヌーンティー」は、見たところ、正直あんまりおすすめできない気がしました。
キッチンカーで受け取ったアフタヌーンティーセットを自分でテーブルまで運ぶという、セルフサービス形式らしいです。

豪華な建物は視界に入るものの、広い敷地内でちょこんと簡易的な席に座り、自分で運んできたアフタヌーンティーセットをこじんまり楽しむ感じです。
イメージは「ちょっとだけ優雅なピクニック」。

しかし、お値段は、なんと5,600円!!
あ、でも、よく見たら2名分でした。
個人的には、純粋に迎賓館の見学を満喫するのがおすすめかなと思いました。



せっかく赤坂に来たので、ずっと食べてみたかった「新エクストラスーパーメロンショートケーキ」にチャレンジすべく、ホテルニューオータニの「SATSUKI」に向かいます。

少し待ち時間があったので、お庭を散策。

ホテルニューオータニのお庭

ちょうど桜や梅が咲いていて、春らしい景観です。
今までに3~4回くらいお散歩しましたが、いつ見てもきちんと手入れされた立派なお庭に感心します。

案内時間が近づいたので、お店に戻ります。
席につくと、ケーキ目的だったはずが、どうしても塩気が欲しくなってしまい、アラカルトメニューをお願いして、サンドイッチを注文。

ミックスサンドウィッチ(ローストビーフ・玉子・野菜・ハム・チーズ)

後々ケーキを食べる予定で、軽く食べるはずが、想像より立派なサンドイッチが届いて、無言になる姉妹。
とりあえず食べ始めると、「サンドイッチおいしい!」とご満悦。
しかし、食べ終わる頃には、お腹いっぱい。

ここで少々弱気になってしまい、満腹でおいしく食べられないんじゃないかという不安から「新エクストラスーパーメロンショートケーキ」は諦めることに。
でも一応、「新スーパーメロンショートケーキ」と「新スーパーあまおうショートケーキ」は注文。

「新スーパーメロンショートケーキ」と「新スーパーあまおうショートケーキ」

少し不安に駆られながらも、ケーキを口にすると、
「このスポンジ、軽くて溶けるー。これならいけるかも。」
と、俄然勇気が湧いてきました。
そして、そのおいしさに幸福感を感じながら、何事もなく、普通に完食。

普段、あまりショートケーキは食べないですが、フルーツ、生クリーム、スポンジのバランスと一体感がすばらしい、おいしいショートケーキでした。
次回こそは、エクストラシリーズにチャレンジしたいです。



先月の内容が長くなりましたが、ここから4月の東京散歩です。
今回は、「昭和記念公園」にお花を見に行くことに。

元々、ネモフィラを見に、茨木の国営ひたち海浜公園に行こうという話から始まったのですが、もう少し近場でお花が見られる場所ということで、こちらに決定しました。

昭和記念公園入口

昭和記念公園の存在は、この時初めて知ったのですが、とにかく立派な公園で、広さはなんと東京ドーム約35個分。
お散歩するには十分過ぎる広さで圧倒されます。

いちょうの木の頭がぶつ切りで揃えられているのが少々謎。

今回の目的のメインは、チューリップとネモフィラ。
順調に歩き出したものの、小道に入り込んだり、ツツジのエリアで盛り上がり過ぎて、なかなか先に進みません。

鮮やかな色合いのツツジがたくさん

「チューリップ」と書かれた看板を見つけたものの、チューリップが見つからずに、お花の咲く広場で寄り道。
カラフルなお花やネモフィラ、菜の花がキレイです。

カラフルなお花(お名前不明)
ネモフィラ
菜の花

その後は日本庭園へ。

日本庭園

とても広々とした庭園です。
竹林に目をやった妹がたけのこを見つけて興奮。
私も思わず写真を撮ります。

たけのこたくさん

たけのこを見つけると、なぜこんなにも嬉しいのでしょうか。

そんなこんなしているうちに、私の足はもう疲労物質が溜まってきています。
しかしながら、妹はまだまだ歩き続けます。
よく眠るために疲れ切りたいそうです。(姉の身体はそこまでもちません。)

さらに歩き続けてから、やっと散歩を終了することを許してもらい、入り口に向かっていると、目の前に大量のチューリップが出現。

本来のお目当てだったチューリップ

元々チューリップを見るはずだったのに、すっかり忘れていました。
ただ、もう疲れ過ぎて、チューリップを楽しむ元気が残っていない。。。
結局、どこよりもにぎわっていたチューリップエリアは、遠目に眺めるだけで終わってしまいました。

みんながいるところまで歩いて行く元気がない


今回は少し旅行気分ということで、お泊りをしようと昭島の「フォレスト・イン昭和館」というホテルを予約してみました。

でも、その前にまずは休憩ということで、立川駅前の「果実園リーベル」に立ち寄ることに。

それなりに待ちましたが、キラキラのフルーツにワクワクします。
パフェにしようか、ケーキにしようか。。。と思いながら席に着くと、また前回と同じ感覚に。
塩気が欲しい。。。
体力が限界を超え過ぎて、ホテルに行ってからごはんを食べる気力もなさそうだったので、食事メニューも注文することに。
今回はドリアとフルーツサンドにしました。

ドリア(ちょっと冷めてた)
フルーツサンド(少々うねり気味)

添えてあるフルーツや野菜がちょっと傷み気味だったり、盛り付けなどの見た目が少々気になりましたが、フルーツそのものはおいしかったです。
周りのお客さんを見ている感じだと、パフェやケーキを注文するのがベストかなと思いました。
フルーツを使ったメニューは、フルーツがふんだんに使われていて、コスパも良い感じなので、やはり食事よりもおやつ利用がおすすめです。



昼間のお散歩疲れを翌日まで持ち越してしまい、ホテルは満喫する余裕がありませんでしたが、本来「フォレスト・イン昭和館」は、自然の中をお散歩できたり、大浴場もあって、のんびり過ごせるホテルです。

フォレスト・イン昭和館ツインルーム
お庭を見ながら朝食

東京にいながら、ちょっと違うエリアに出かけた感がありました。

今の時期は鮮やかなお花がいろいろ咲いていて、見ているだけで元気をもらえます。
いつも無機質なものに囲まれて、息が詰まりかけている方は、自然のあるところに出かけてみると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。

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