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#文章

先生の教え

私が今文章を書いているのは、先生のおかげです。先生は、私に言葉を、文字を与えてくださいました。 ここに、先生の教えを残します。 文章ってのは、書こうとして書くもんじゃねぇ。テメェの脳内を人様に見せる最短の手段として、文章があるんだ。 テメェでテメェの脳内を覗いてみろ。ソレは常に文字を孕んでいる。原稿用紙は、脳のクローンだ。 文字は時間を含まない。空間も含まない。紙面上のインクの集合体としてただそこに存在している。最短のメディアたる文章は、3次元やら4次元なんてものを超越

小説が私達のコミュニケーションツールでもあった話

小説がコミュニケーションのツールでもある。 この言葉から、あなたはどんな示唆を連想しただろうか。 メッセージ性を強く物語に投影すること? 小説の中に特定個人への私信を仕込むこと? 作者と読者の非対称な関係性について比喩した観念的な話? 本の勧め合いによって芽生えた友人関係のエピソード? しかし今回の話は上記のいずれとも違う。……と勿体ぶったが何のことではない、私が大学時代に所属していた文芸部の、ほんの一側面を表現したに過ぎないのだ。つまりここで言う小説とは、部員達が執筆し

あなたはなぜnoteを書くのか? ~物事の目的と欲求について~

先日、 文章を客観的に書くにはどうしたらよいのか。 というコメントがありました。 簡単に結論から言えば、 ・他者の視点を想像する これだけなのですが、 それにはたくさんの問題があります。 ①どういった他者の視点を考えるのか あまりにもたくさんの人がいるので、 そのすべてを包括するのは無理です。 ②他者の評価を目的として書くことにならないか 他者の評価を目的として、 文章を書くのは ・お金が欲しい人 以外にはおすすめができません。 なぜなら、 noteや文章