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人生初の2度見。映画 『キンキーブーツ』 に心奪われる

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の映画を観に行ってきました。
しかも2日連続で。同じ映画を翌日にまた観に行くなんて、人生初です。

映画終わったらランチして、お買い物して、、なんて思っていたのに、真っ直ぐ帰ってきて動画を見て、次の日朝早く目が覚めて再びGO。こんな経験初めてです。

日本版ミュージカルは2回ともタイミングが合わず、映画でもいいから観たい、と思っていたのと、昨年、世界のキンキーブーツチームの映像をあれこれ観た際、イギリスのウエストエンドチームのパフォーマンスが強烈だったので、今回の映画が彼らの公演のものと知り楽しみにしていました。

1回目はどうしても春馬くんの姿が重なってしまい・・。これはもう、仕方ないですね。冒頭のローラ登場シーンや白ドレスで歌う「 Hold me in your heart」 の時は特に、マット・ヘンリーさんの姿に春馬ローラが重なって見えてしまったり、頭の後ろの方で春馬くんの声がサラウンドのように鳴り響き。何だか幻を見ているような時がたびたびありました。

でも、それ以上に面白かった!!!そして鳥肌立つほどすごかったです。
観客の声も入っているので、それに乗じて一緒に笑い、ラストは座ったまま一緒に踊ってきました。お隣さん、変な人と思ったことでしょうね。

映画館でこんな経験、初めてです。

春馬くんが「初めて見た時に雷を打たれた」というのも分かる気がします。
映画版に、すっかり心奪われました。

ローラの歌に再び惚れる

ローラ役のマット・ヘンリーさん。歌上手いな〜、と思ったら、歌手としても活躍中で、シンディ・ローパーさんのイギリスツアーに一緒に回ったこともあるそう。ローラを演じる方々の歌唱力、半端ないですね。

春馬くん中心に観ている時は「難しい曲だな」くらいに思っていたのですが、映画を観て、ローラ役はブラック系の方が演じることを想定されて曲を作ったのかな?と思いました。

初代ビリー・ポーターさんも、ジェイ.ハリソン・ジーさんもブラック系ですし、オーストラリアからブロードウェイに抜擢されたカラム・フランシスさんも。

何と表現するのが的確かわかりませんが、ブラック系の方のソウル感って、歌に一番現れると感じていて、ほんと深みがあってかっこいいんですよね。何でしょう?あの魂に響く感じの厚みとグルーヴ感。

春馬くんはそのノリを忠実に再現すべく歌の練習したんだろうな、、なんて、考えてしまいました。いつだったか、「ゴスペルを習いたい」って言っていた時があって、あれはローラの為だったんじゃないかと思います。

シンディ・ローパーさんの曲、昔から好きですし、この作品全体良いのですが、ローラの曲は特にかっこいいですね。

UKエンジェルスが凄すぎる

2日連続で観に行った大きな理由の一つがエンジェルスです。
まず登場シーンで、ほんとに男性?と目を奪われます。とにかく脚が綺麗。女性でもそんなハイレグ(死語?)はかないよ、ってくらいの衣装で、腰から脚のラインが本当に美しく、脚がびっくりするほど長くて真っ直ぐ。

そして、Sex in the heal の時には、あのヒールで超絶ダンスをした挙句に開脚やらバク転!動画でも散々観てきたし、他の国のエンジェルスも同じパフォーマンスなのに、UKチームは抜群なのです。

長くて美しい脚が綺麗に伸びたジャンプの高さと美しさをスクリーンで観ると、すごい迫力!思わず歓声あげてしまいました。

スクリーンの端やローラの後ろで時々脚をあげたり回したりしているのですが、それが全く身体の芯がぶれることなく軽々と180度上がっていて、足の先までぴーんとまっすぐ。さらに腕から指先までも美しい。かと思えば、ラテンのステップ踏んでいたり。もう、この方々何者??と目が離せず。

1日目、帰って来てからエンジェルスさんを調べて眠れなくなってしまいました。

一番目を引いた超人スタイルの方、Jak Allen-Andersonさん。カナダの演劇専門学校を出て、ロイヤルバレエ団出身。どうりで!!
登場シーンではボブのブロンズヘア。途中からポニーテールになって、ベルトコンベアーのシーンでは黄色&グリーンの衣装。最後はステージ上の赤とゴールドの衣装。脚を上げたり回す姿がとてつもなく美しく、何度でも見たくなります。他の出演作は『Cat’s』、『美女と野獣』、『プリセラ』の3人のうちのお1人だそうで、主演クラスのお方ではありませんか。

Jon Reynoldsさん:最後国旗の衣装で最前列の方。ステップと脚の動きがとても綺麗。『ミスサイゴン』や『We Will rock you』などに出演。ダンススタジオで講師も。トレンチコートの時にピンクのヒールでバク転したの、この方かな。。

Louis Clarke-Clareさん:トレンチコートでターンからジャンプ&開脚する方。『Cat's』経験者。ベルトコンベアーの時に紫系のショートパンツ姿もこの方でしょうか、座って足を回すのがとても綺麗で、チャチャチャっぽいステップがめちゃくちゃかっこいい。

Jemal Felixさん:ブラウン系のお肌で、ソフトアフロヘア。最後の衣装は緑&黒。脚がとっても長い&美しい。ロンドンのダンススタジオ出身で卒業後ダンサー活動とスクールでジャズダンスの先生。

Jed Berryさん:一番小柄で、お顔が可愛らしい方。最後白いトレンチコートのような衣装。

Daniel Downingさん:情報があまり出てこなかったのだけど、どうやら2017年はオーストラリアのカンパニーでエンジェルスで出演されていた様子。

見つけた動画。練習中の様子なのですが、エンジェルス以外のキャストのダンスも凄くてびっくりしました。なんて楽しそうなカンパニー。

他の動画を観ると、この映画とは違う方が2人でバク転していたり、8人エンジェルスバージョンもあったり。一体UKチームには何人のエンジェルスさんがいるのでしょう?それとも、ロンドンのダンサーはヒール履いて踊れるのは当たり前なのでしょうか??
どれだけダンサー層が厚いのか驚きます。恐るべしUKチーム。

映画ならではの醍醐味

生の舞台の方が良いとはわかっていますが、映画ならではの醍醐味も感じました。

まず、役者さんの表情がよく見えること。ニコラとローラは特に表情豊かで、何度も笑わされました。舞台だと座った席によって見えない部分があったり、遠い席だと表情までは見えないのですが、映画だと見逃しもなく、アップで観れるのがいいですね。

一方、エンジェルスの方がターンをし始めたところでカメラが動いてしまって「ああ、その先が観たい!!」なんてことも。それぞれ良さがありますね。

キンキーブーツUKチームは3年半で1400回公演以上のロングランだったそう。
イギリスが舞台の作品だし、ロックの好きな街でもあるためなのか、観客の反応がブロードウェイのミュージカルでも観たことがない、ほとんどライブのノリ。

ロンドンだからなのか、キンキーブーツだからなのか?
ますます生で観てみたくなりました。次に公演が決まったらNYかロンドンに行こう!

字幕付きなので、作品のメッセージもよく伝わってきました。日本の全編を見ていないので完全ではありませんが、多分、日本語訳だとちょっとニュアンスが変わっている部分もあるのではないかと。

国によって少しづつジョークの表現など違いそうなので、比べて見るのも楽しそうですね。

6ステップの過程が、作品の中で丁寧に描かれていて、作品のもつメッセージがとてもストレートに伝わってきますし、最後の「Raise you up」から「Just Be」で本当に元気がもらえる作品。

舞台はちょっとハードルが高い、と思う方にもぜひ観ていただきたいと思います。


やっぱり最後は春馬くんを思う

UKチーム最高!キンキーブーツ最高!!
なのですが、やっぱり最後は春馬くんを思う。

23歳でまだミュージカル経験0の時に、このプロ集団(チームは違いますが)を見て「やろう」と思ったチャレンジ精神に改めて尊敬。

そして「舞台上で一番輝く、誰よりも美しいローラ」になり切ったのもすごい!

多分、エンジェルスの中に自分より踊りの上手い人がいたら、春馬くんはそのレベルに追いつくように練習したことでしょう。

本業歌手でなく、演劇の学校も歌の学校も出ていなく、舞台専門俳優でもなく、撮影現場のお仕事しながらこの役を演じたのは本当にすごいこと。

それぞれ個性なので比べることは野暮ですが、2019年の「 Hold me in your heart」は歌に込めた魂も、ドレスの着こなしも、立ち姿も全てパーフェクト、圧巻のローラでした。

松竹さん。UKチームのキンキーブーツを観せて下さって、ありがとうございます。関係者の皆様、日本チームの映画化も楽しみにしています!

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松竹の本社内にある映画館、東劇さん。歌舞伎座の斜め前という立地からか、歌舞伎の映画告知が多く、ブレイブ予告はなし。座席の傾斜が緩やかな懐かしい作りでしたがとても観やすかったです。個性ある映画館、いいですね。

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コミュニケーションや独立起業支援、人生を豊かにするセミナー講師、コンサル、執筆、鑑定を行っています。東洋と西洋、古代と現代、スピリチュアルとテクノロジー、など幅広くいろいろなものに興味あり。その時々で興味が偏りますが、思いつくまま綴ります。