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「勝たんでええ。」vs「全国1位を勝ち取る。」どちらが良い演技を生み出すのか?

こんばんは!ありさんです😆
夜分遅くに失礼します💤

最近印象的だった言葉がありまして、それはあのプロテニスプレイヤーの伊達公子さんが、高校時代のコーチに言われたと紹介していたものです。

勝たんでええ。

勝つことにプレッシャーを感じていた伊達さんに、もっとテニスを楽しんで欲しいという意味であったのではないかと思いました。

チアダンスはどんなに個々人の技のレベルが高くても、全員が一つの方向を向いていないと良い演技にはなりません。しかし、全員が同じ熱量を持って目標に向かうことって相当難しいことだと思います。

ただ与えられた振りを踊るだけでなく、それを自分たちのものにしていかなくてはいけない。人それぞれその振り付けをどう解釈するかは違くても、同じ気持ちで踊らなくてはいけない。

その為にも「1位を絶対に獲得する。」という目標って、明確だし全員が意識しやすいと思います。

しかし一方で「勝たんでええ。」という考え方もあります。全く違う一人ひとりが集まって初めて作り上げられる演技を、どうしたら自分たちにしか出せない演技になるのか。

「技を決めないと。」「ここは絶対に直さないと。」もちろん大事です。でもそれは結果論だと私は思います。自分一人ではなく、チームがそのチームらしい演技を表現する為に、技を決めるし、言われたことを直す。

それを突き詰めていった結果、自分たちにしかできない演技を、全員で表現する。その先に1位があるのではと思いました。

要するに、勝つことはもちろん大事!だけどそれ以前に

自分たちにしか出来ない演技を、自分たちで表現する

ということの方が大事で、より目標に近づきやすいのではということです。

「勝たんでええ。」vs「全国1位を勝ち取る。」

他のスポーツにも当てはまるであろうこの論争、また考えていきたいです🤔

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