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赤裸々!設立1年のスタートアップが新卒採用をする理由

みなさんこんにちは!Cheerの平塚です。

Cheerは2020年7月設立。ついこの間1年経ったばかりなのですが初年度、むしろ設立した当日から新卒採用をスタートしました。笑

よく聞かれます。【なんでそんな新卒とるの?余裕あるね!すごいね。】と。

ぶっちゃけ、余裕があるから新卒採用する、とかの感覚ではないのでその辺りの、なぜ設立1年のスタートアップが新卒採用するのか、についてメリット・デメリットに触れながら赤裸々に語っていこうと思います。

まず一般的な新卒採用のメリットデメリットについて触れながら、具体的な我々の考え方について触れていきます。

新卒採用のデメリット

よくある一般的な、新卒採用のデメリットとしてあげるとするならば、あげられるのは下記でしょうか。

・内定から入社までが遠い

・採用に労力がかかる

・育成コストがかかる

採用の相談を受けていても上記の3つは出てきがちです。でも、ぶっちゃけCheerに関しては上記3つ、あまり感じていません。笑

・内定から入社までが遠い→内定したらインターンで活躍してくれています。入社後任せる予定のお仕事はもちろん、各々得意領域を活かしながらそれぞれ実際採用のお手伝いや、クリエイティブの制作、理念浸透プロジェクトなど新卒ならではの強みで活躍してくれています。Cheerではインターンと正社員の仕事の線引きみたいなものはあえてせずに、内定者だからって遠慮してお客様扱いする、フォローの一環としてインターンしてもらう、みたいな感覚で迎え入れをしていないということもあるので、一般的な入社のタイミングではすでに戦力であるということが通常になっています。

・採用に労力がかかる→ここにおいては労力とは?と分解して考えた方がいいように思います。今、新卒採用においてコロナ禍ということもあり、大々的に説明会を開催して〜という流れでもないように思うので、いわゆる中途採用と同じように、スカウトした人材とオンライン面談したり、自然応募が来たら説明兼面談で個別対応するなど、ほとんど新卒採用のフロート中途採用とでは変わらない選考案内をしています。新卒採用だから特別に労力をかける、というよりは新卒だろうが中途だろうが、いかにいい人材に自社の魅力を伝え、興味を持ってもらえるか。無名スタートアップ が真の仲間を見つけるために、ネームバリューのある会社ではなくあえて自分たちの会社に来てもらうための労力なのであれば、かけて当然の必要コストです。

・育成コストがかかる→育成コストについては、まず先述した入社までの間にインターンで活躍してくれているため、入社してからの育成コストはかかっていません。よく第二新卒と新卒で比較されがちな、ビジネスマナーなどの育成についても、型さえ作って終えば早いもの。弊社ではジョインのタイミングのオリエンテーションで1時間時間を作り、マナーに関する研修します。(そこだけうちの内定者も一緒にお願い🙏とお願いされて合同マナー研修の提供もしています。)あとはマニュアルとオンラインのいつでも受講可能な安価な研修サービスも導入。これは新卒や内定者はもちろん、既存社員も使用可能になっていて、1on1などで次はこれを受けようか、など個人の状況に合わせて上長が受講内容の選定とフォローをする仕組みです。大前提として守破離は大切であるという考えを持っているので、マナーを知っていてやらないのと、知らなくてできないのとでは違います。そのためスタートアップだからできてないんだ・・なんて悔しい思いをメンバーにさせないためにも、当たり前のレベルを早期の段階で上げるという意味でもマナーなど社会人としての基本的なことを教える仕組みは作っています。

なので、新卒採用を始めたいんだけど・・・・でも大変そうだよね。と悩んでいる経営者からの相談には必ず聞きます。【新卒採用に期待することはなんですか?】と。その期待する効果と、自分たちがかける労力が費用対効果としてどうなのか。ただなんとなく新卒採用をぬるっと始めるのではなく、人一人の人生がかかってる話なので、入社する側だけでなく、雇用する側にも人の人生を左右する、背負うという覚悟が必要です。

次に

新卒採用のメリット

まさにスタートアップでありながら新卒採用をする理由ですよね。

まさに、これはずばり、新卒ならでは!1社目という愛社精神文化づくりの源となってくれる点であると思います。

社員個人の「この会社のために努力していこう」という思いや熱意は、企業への貢献度に大きな差をもたらします。この熱意を支えるのが愛社精神や企業文化への親和性です。

良くも悪くも【前職の経験が〜。前職では〜。】という前提がありません。

就労経験のないまっさらな状態である新卒は、他社を経験してきた社員よりも自社の文化や理念を受け入れやすく、馴染みやすい傾向にありますよね。

むしろ、過去がない設立ほやほやのスタートアップ では彼ら自身が文化になっていく。そのため、理念やビジョンを語り続けて採用すること。入社してからも社長を筆頭に語り続けることが大事なわけです。新卒採用で入社した社員は今後の企業文化を継承する立場としても期待できます。

私は本気で、あえてCheerという現在はまだ無名スタートアップ である会社に新卒切符を切ってジョインしてくれたメンバーを本気で幹部候補であると考えています。

本当に1年インターン時代含めて活躍してくれる新卒の存在は私にとってもかなり大きな存在で。やっぱり会社を経営しているといろいろあります。自分の思い描く理想と現実のギャップにどうしようもなく憤慨したり、どうしようと悩む瞬間だってあります。でも、やっぱりそんな時に、ふと新卒と会話して若手のフレッシュさでこの会社の好きなところや【こうしていきたいですよね〜】とかの思いを熱く語ってくれているのを見ると、とてつもなくパワーをもらえるのです。

そして、それは私だけではなく、社内の活性化につながっています。
既存社員も、もうすぐ次の年の新卒が来るね・・!と期待が膨らむので教える側に立つという、背筋がピシッと伸びて気合が入る瞬間でもあります。

新卒社員の教育をすることで、既にいる社員も自らの知識やスキルを改めて学習できますし、受け入れ体制を整備することを意識することで、今まで言語化されていなかったルールなどをマニュアルなどの形で言語化する機会にもなります。

設立1年のスタートアップが新卒採用をする理由まとめ

まとめると、将来の幹部候補である、文化を一緒に作り上げていく仲間を採用するためにCheerは新卒採用しています。

そのため、変に育成コストとして捉えてはおらず、選考の段階でCheerが新卒に求めること、そんなCheerで何を経験できるか、何を一緒にやっていきたいかをハッキリ伝えます。そこには思考として合う合わないは存在して当然である、ということも。

新卒採用の面白いところって、爆発力がとんでもないところなんです(会社としてもちろん責任を感じるところでもありますが)。新卒1期生ももう各部署になくてはならない要に成長しています。

もちろんここから新規事業もどんどん展開していきますし、Cheerらしさを今後もどんどん作って発信していかねばなりません。

根本として、Cheerにとって新卒は貴重な戦力です。もちろん育てます。育てますが、新卒だから育てられて当然、なんてテイクの志向の人材ではなく、学生ながらに自分は何に貢献できるか、自ら考えアイデア出してアクションする。そんな新卒を採用しています。それが例え間違っていてもいいんです。最高にスピード感持ってPDCAを連続してこなし、どんどん成長する新卒が集まっています。

少しでもスタートアップ に新卒で入ることに興味を持っていただいたらぜひ気軽に話を聞きにきてくださいね。

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スタートアップ・ベンチャーで新卒採用するかどうか、悩んでいる企業様の相談にも全力で乗ります。

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強い組織・文化を作って、社長の将来の右腕・左腕を採用していきましょう。

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