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セブンイレブン買収提案からの教訓

セブンイレブンが、カナダの同業者から買収提案を受けたね。現実可能性が低いから、あんまり深く報道はされてないけれど、大事な教訓があると思うんだよ。

その1つはこの買収提案が円安だからできたと言うことだよね。やっぱり円高でないと、日本の大事なものがどんどん外国から買われてしまうということがはっきりしてきたよ。

やはり円高である事は正しいことなんだよ。円高であれば、消費者も安く外国からものが買えるわけだし、輸出企業でもますます技術を高める必要に直面するからね。

基本的に経済が強い国と言うのは、自国通貨も強いわけだから、円安に喜んでいると言う事はいけないことだよ。やっぱり100円以下でも平気でいられるようにしないといけないよ。

そしてもう一つはセブンイレブン自体が、ちょっと前に北米で、ガソリンスタンド付きのコンビニの会社を買収しただろう。あれがいけなかったんだよ。

あんなのはシナジー効果もないし、カナダの会社に目をつけられたのも、あの北米のコンビニ店舗が手に入れたかったからだからね。

セブンイレブンは、たくさんお金が余ってるんだから、外国のものを買うんじゃなくて、もっと国内投資すべきだったんだよ。

例えば、災害に備えて、ライフラインになるようなら、しっかりとした店舗を作ることだってできたわけだよ。

発電施設や、衛星通信や、少しの間はその店舗で自前のお弁当を作るとか、災害に強い店舗の開発をやれるじゃないか。

それから最近は買い物難民と言う人も多いんだから、その解消に向けて、移動式店舗とかだよね。収益性はそれほど高くないけれども、社会インフラとしてやるべきことに投資をしてもよかったんじゃないのかな。

それから食品ロスだってコンビニが大きく大きな比重を占めているわけだから、この食品ロスロスを少なくするための、技術投資なんかセブンイレブン率先してやるべきだと思うよ。

創業者がいなくなってから、自分たちが未来に向かって何をやるべきなのか見えなくなり、ちょっと迷走してるところが、今のセブンイレブンにはあるかもしれないよ。

奢るは平家は久しからずで、収益が過去最高なら、それをもっと世の中のために有効的に使うように、トップ経営者はもっと知恵を出すべきだね。

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