見出し画像

ようかんはなぜ「羊」か

「そもそも」で考えると、ルーツや意味がわかるというお話。

友達から、とらやの羊羹(ようかん)をいただきました!


田舎の実家では、京都という土地柄​​もあってか、しょっちゅう食べていた羊羹ですが、一人暮らしをしているとなかなかその機会がありません。

久しぶりに食べることになり、ワクワク!


羊羹は、日本のお菓子としてはとても馴染み深いモノですが、意外と知らないことばかり!今回は、3つご紹介します!

もともと羊肉の煮こごり

羊羹の「羊」は、ひつじ「羹」は「あつもの」という意味。元を辿ると、中国で羊肉を煮たスープだそうです。

日本で小豆バージョンに変化

羊肉を煮たスープの中国の料理が日本に持ち込まれたのは、鎌倉〜室町時代の頃でした。

その頃、禅宗では肉食を禁じていたので、羊肉の代わりに、小豆が使われました。これが、現在の羊羹のはじまりとされています。


創業600年もザラ!

羊羹の老舗メーカーは、前段のように
日本に羊羹が持ち込まれた時代である、14〜15世紀あたりに創業していることが多いようです。

例えば…

塩瀬総本家:1349年
とらや:室町時代後期

ウン100年!!!
かなり長い歴史があることがわかります!

何気なく食べていたモノも、ルーツや意味がわかると、ちょっと味わいが変わるような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?