見出し画像

素敵な表紙のノート

夏の連続投稿チャレンジのお題にそって、記事を書いています。

今日のお題は、「#この夏ほしいもの」。


モスクワで、1年で一番ノートが出回るのは、夏。

9月1日に新学期が始まるから、スーパーや学校用品のお店では、様々なノートが売り出される。

夫が言うには、ソビエト時代からの習慣で、1年分のノートを買う家庭もあるようだ。

需要があるから、生産者も張り切る訳で、素敵な表紙のノートに出会えるチャンスでもある。

新商品が入荷していないかな?と、フラッと立ち寄るのも楽しい。

そんなある日、スーパーのサイトで、ノートを検索してしまった。
そして、気になったのは、こちら。(このサイトは、制裁の影響で日本から見られないかもしれない。)

https://www.auchan.ru/product/tetr-a5-40l-skr-kl-lyub-rossiya?utm_referrer=https%3A%2F%2Ftabicoffret.com%2F

この表紙なら、ロシア旅行に来た友達へのお土産としても渡せる。

これらのノートをほしいと思った。

しかし、ネットで買うと、絵柄を選べず、同じ絵柄ばかりが届くかもしれないし、きれいなノートが届くのか分からない。

スーパーのアシャンだけでなく、他のところで買えるといいなと思い、さらに、ネットで検索した。

そこで、このノートの出版社のサイトを見つけた。

このサイトなら、5種類の絵柄が買えそうだと思った。

しかし、値段が書いていない。よく見たら、卸売りの人にしか販売していないようだ。

それなら、個人で買えないから駄目だと思った。

こうなったら、モスクワ市内にあるアシャンを片っ端から見に行くしかない。

たまたま友達がアヴィアパルクのアシャンに行くというので、このノートがあるかどうかをみてもらった。しかし、ないということだった。

モスクワの大型スーパーのアシャンの場所を地図で確認。

行ったことがあるアシャンから回ることにしたが、それでも、このノートに出会えなければ、行ったことがないアシャンにも行こうと思った。

予定では、12か所のアシャンに行くことにした。

今回、分かったが、大型スーパーのアシャンは、地下鉄で行くのなら、МЦКの最寄りが多い。

いざ出陣。

我が家から一番近いアシャンに行った。

売場に到着すると、保存食を作るための瓶や道具のコーナーがあり、ノートのコーナーは、まだ狭いなあと感じた。

やっぱりないかなあと思いつつ、ぼーっとノート売り場を見ていた。

すると、私がほしいノートがあった。

いきなり、1軒目で出会えて、ものすごくラッキーだった。

しかも、5種類全部の表紙が揃っている。

自分用と保存用と実家用と友達のお土産用に、まとめて買うことにした。

無事に買えたのは、このノート。

それぞれのノートの裏には、ロシア国歌の歌詞が書いてある。

ロシア正教会の総本山の救世主キリスト大聖堂。

聖ワシリー寺院とクレムリン。

エルミタージュ美術館と聖イサク寺院。

ソロヴェツキー島の修道院。ソロヴェツキー島の修道院が表紙になることは、滅多にないだろうから、これは、自分用に爆買いした。

ここは、行ったことがないけれども、たぶん、ソチの港。ソチオリンピックの頃の記念切手の絵柄にもなっていた。

この夏にほしいものが手に入り、嬉しかった。

ちなみに、去年の9月に、ノートについて書いている。こちらもどうぞ。



#この夏ほしいもの

この記事が参加している募集

最後までお読みいただきありがとうございます。 有料記事は、全文を読むことができるように設定しているものもあります。 無料記事に対するサポートもありがたいです。