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学校のノート

ロシアの学校の入学式は9月1日。
そのため、8月になると、スーパーなどでも学校のノートがたくさん売られる。
シンプルなノートもあるが、表紙が素敵なノートもある。
ノートは1年中売られているが、8月に特にたくさん売られるため、8月に旅行に来る場合は、ロシアの学校のノートの掘り出し物を見つけやすい。

ロシアのノートは、A5サイズが基本で、A4サイズも売られている。
枚数は、12枚、18枚、24枚、48枚、80枚、96枚などがある。
ノートは、5ミリ方眼か、罫線がある。
残念ながら、日本のノートと比べると、紙質はよくない。
それでも、紙質もよく、表紙が素敵なノートも時々あるので、旅行中に本屋、スーパー、学校用品のお店などに立ち寄ったときは、チェックしてみるといい。
私が、本屋、学校用品のお店、スーパーなどで買ったノートを紹介する。


ワールドカップのノート

ワールドカップの公式ショップで売られているノートを買った。ワールドカップのものだから、現在は売られていない。

2018年1月

これは、日本へ帰国したときに、元同僚のお土産にしたから、私の手元にはほとんど残っていない。

学校の宿題帳

近所の本屋さんで見つけた学校の宿題帳。日本でいう連絡帳みたいなノートである。ロシアらしい表紙が気に入って買った。

表紙の裏には、ロシアの地図がある。

ロシア国歌の歌詞もある。

ロシアの学校は4学期制なので、4学期の時間割を書き込むページ。4学期制ということで、秋休み(1週間くらい)、冬休み(2週間くらい)、春休み(1週間くらい)、夏休み(3か月と少し)がある。

毎日の時間割を書き込むページ。この宿題帳の場合は、各ページに歴史上の人物が紹介されていた。

学期ごとに先生がコメントを書くページ。

5段階評価を書くページ。

新年度の始まりの9月と、年度の終わりの5月に身長、体重などを記録するページ。

世界史と英語の簡単なまとめのページ。

数学の公式のページ。

幾何学と物理の公式のページ。

メンデレーエフの周期表もある。この周期表を作ったメンデレーエフは、ロシア人。

ワールドカップのノート(自分用)

これは、自分用に、すべてのカラーのノートを買った。

クインジのノート

これは、学校で使うノートではないが、表紙がクインジの絵だったので買った。本屋さんで買ったが、トレチャコフ美術館のお土産売り場でも売られていた。

ロシア国旗のノート

本屋さんで見つけたA4サイズのノート。ロシア国旗が気に入り買った。左側のノートは、その後、ネットでまとめて購入した。

フランスのオックスフォードのノート

知り合いが、フランスのオックスフォードのノートを使っていて、紙質が良くて、書き心地がものすごくよかった。それで、本屋さんで買った。

色もいろいろあり、A5サイズとA4サイズがあったので、まとめて購入した。

ポーランドで作られたノートだったので、ロシアのノートよりも高かったが、ある時に買っておいてよかった。今は、制裁の影響でこのノートを買うことができない。

作家のノート

本屋さんで、ドストエフスキー、マヤコフスキー、ブルガーコフ、プーシキン、チェーホフ、ゴーゴリが描かれているノートを見つけた。チェーホフがあるから買おうかどうしようか迷ったが、このノートは台紙が挟んであるだけで、カバーを外すと無地のノートだったから、写真に撮って買うのを辞めた。

夫が持っていた変わったノート

夫は、なぜかノートをたくさん持っていて、棚に眠っていた変わったノート。

中は、こんな感じで、〇が書いてある。

どうやって使うのかは不明。

学校でよく使うノート

これも夫が大量に持っていたノート。学校でよく使うノートだ。

聖ワシリー寺院のノート

8月にスーパーのチラシ商品で売られていたノート。Hatberというメーカーのノートの紙質は比較的いい。しかも、表紙が聖ワシリー寺院ということで、ちょっとしたお土産にいいと思い、まとめ買いをした。

マスキングテープで装飾したノート

先ほどのオクスフォードのノートにマスキングテープを貼り、ノートカバーをつけてみた。

トルストイのノート

トルストイのノートを本屋さんで買った。これは、トルストイが好きな母へのお土産にした。

チェーホフのノート

私が好きなチェーホフのノートも。

裏には、もれなくレーニンさんがついてくるけど。

サユーズムリトフィルムスタジオのアニメのノート

また、サユーズムリトフィルムスタジオで作られたアニメのノートを見つけた。

マトロスキン。

チェブラーシカ。

ガブという名の子猫。

ソ連のクマのプーさん。

本屋さんで、プロスタクワーシナのノートも見つけた。

ガブという名の子猫のノートも。


エセーニンのノート

エセーニンが描かれているノート。チェーホフも描かれているノートがあり、それで、ネットで買ったのだが、絵柄を選べず、エセーニンが届いた。

無地のノートを装飾

無地のノートを学校用品のお店で買ってきて、マスキングテープをはり、ノートカバーもつけた。

さらに、スヴィリードフの自筆譜のコピーもはり、世界で1つだけのノートにした。

表紙が気に入って買ったノート

ドイツとオーストリアの風景画表紙になっているノート。

ロシア国旗のノート。

チェコのプラハの風景が表紙になっているノート。

フランスのノートルダム寺院とバチカンが表紙になっているノート。

本屋さんで見つけたクインジの絵の表紙のノート。

近所の学校用品のお店で見つけたモスクワの夜のノート。これもちょっとしたお土産にいい。

A4サイズのノートで、シンプルな表紙だから、いろいろアレンジできそう。

ネットで見つけたチェコの風景が表紙になっているノート。

これは、夫が持っていたノートで、表紙が素敵だから、もらった。モスクワの救世主大聖堂が描かれている。

制裁の影響で、素敵な表紙のノートは減り、あったとしても高くなった。それでも見つけたのが、これ。日本とロシア。

日本の表紙のノート

買ってないが、2022年の作戦が始まってから、よく見かけるようになった日本語が描かれているノート。

『鬼滅の刃』と『原神インパクト』の表紙のノートもある。

近所の学校用品のお店には、日本の風景のノートも売られていた。

まとめ

こんな感じで、素敵な表紙のノートを見つけ、紙質がいい時は、あるときに買っている。
日本のように、同じ品物を増産することはないため、売り切ったら終了というノートが多い。
また、ロシアは広いので、全国で同じノートが一斉に売られるということもない。地域ごとに売られているものも違うので、いろんな都市に行った場合、それぞれでノートを見てみると意外な掘り出し物に出会えるかもしれない。
そして、気に入ったノートに帰国後に、旅行記を書くのもいいと思う。

モスクワ市内でノートを買える場所についてはこちらからどうぞ。


【9月8日の過去記事】


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