![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577560/rectangle_large_type_2_0ada4077116b25e9768877bd2c860568.jpg?width=1200)
パブロフスキー・パサードのプラトーク
ロシア旅行に来ているときに、欲しいけれども、買えなかったパブロフスキー・パサードのプラトーク。
買えなかった理由は、2つあります。
1つは、高いから。
2つ目は、旅行中に気に入ったデザイン、気に入った色、気に入った大きさに出会えなかったから。
しかし、住んでみたら、買えなかったこの2つの理由はあっという間に解消されました。
それは、プラトーク専門店を見つけたからです。
このホームページを見ると、どんなデザインがあるのか分かります。
ホームページを見て、気になるデザインの番号をメモしてお店に行くと、買い物がスムーズでした。
写真で気になったものでも、実際に羽織ってみたら、イメージが違うこともあるため、いくつか候補を上げておくだけで十分です。
買う予定がなくても、プラトークを見ているだけでも、華やかで癒されます。
そして、お土産屋さんは、値段が高いけれども、専門店は、どこのお店も同じ値段でぼったくられる心配がありません。品ぞろえも豊富だからお土産屋さんで買うよりもずっといいです。
外国からも購入することが可能です。
この記事を書き始めたのは、数年前で、もちろん、クレジットカードの制裁も始まっていなかった時期でした。
今は、日本からは買えませんが、いつか買える日が来るかもしれないので、一応載せておきます。
こちらは、プラトークの柄によく使われるものが載っています。塗り絵をしてもいいし、これを参考に自分でデザインをしてもいいと思います。
実際に売られているプラトークをいくつか紹介します。
Волшебный узор
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81803733/picture_pc_5ef85a370653d24b22c78123fbefe055.jpg?width=1200)
私がロシア旅行に来ているときに、2人目の義母がお土産としてプレゼントしてくれたプラトークです。
一辺148㎝の大判なので、155㎝の私が身に着けると、大きすぎます。そのため、一度も使えていません。
これは、誰がデザインしたのか分からない1880年代のデザインで、それを復活させたものです。
Волшебный узорといいます。
Музыка моря
Музыка моряという146cmのプラトークです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81807880/picture_pc_1330e17120d38a8ffa8f5edf525ab77d.jpg?width=1200)
先ほどの148㎝より2㎝小さいから大丈夫と思って買いましたが、やはり大きかったです。よく見ると、布の大きさは変わらず、糸の長さが違うだけでした。
Музыка моряのプラトークは、私が、プラトークが気になりだした2018年頃の新作でした。
4種類発売されました。
新作なので、気になって、取り扱っている専門店に見に行ってみました。
それで、実際に羽織ってみたら、紫と青とどっちも気に入り、2枚購入しました。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577274/picture_pc_b8b0a7f3bed0602d0c80690f2aa71f31.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577312/picture_pc_75879ca53000476c053fc6a2bfa12d20.jpg?width=1200)
それから、数年後。ある日のパブロフスキー・パサードのプラトークのFacebookに、茶色のプラトークの写真が載りました。
また、その頃、ちょうど、茶色系のプラトークを見に着けている人を駅で見かけて、茶色のプラトークは、合わせやすいのかもと思いました。
そんな時に、近所にプラトーク専門店ができました。
いろいろ重なり、茶色のプラトークも欲しくなり、買いました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577360/picture_pc_8e4ff3e68702958b1dbe3f494ec65bab.jpg?width=1200)
そして、グレーも買えば、4色全部揃うと思い、こちらも買いました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577370/picture_pc_14c07fe05402d6845ee90567ebb7744b.jpg?width=1200)
初めて買ったプラトーク
プラトークが好きになって、買いたいなあと思って、初めて買ったサイズは、89㎝でした。
初めて買った日は、忘れもしません。
なぜなら、2018年の大統領選挙の前日だったからです。
大統領の公約を選挙直前にいろいろ実施していて、選挙の前日まで中心部では、プラトークがいつもより少し安く売られていたのです。
そんなこととは知らずに、偶然立ち寄っただけでしたが、その露店で見かけたのが次の2枚でした。
まだ、専門店のことを知らない時で、ホームページも見ていなかったから、店頭にあるプラトークを見て、その中で気になるものを見ていました。
次の2枚で、どっちを買おうかものすごく悩みました。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577438/picture_pc_ac5ad24b5f3abbfe8da8fabaf764fef0.jpg?width=1200)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577482/picture_pc_4904ad2bdf96ad6a9112439713269f50.jpg?width=1200)
悩んだ結果、購入したのは、こちらのРумянецでした。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577482/picture_pc_4904ad2bdf96ad6a9112439713269f50.jpg?width=1200)
しかし、数日して、悩んだもう1枚も素敵なプラトークだったなあと思い、もう1枚買おうと思って、中心部へ出かけました。
ところが、大統領選挙が終わった後で、その露店はありませんでした。
それで、このもう1枚のプラトーク、Песня Леляを探す旅に出ました。
Песня Леля
Песня Леляは、次の4枚が売られていました。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577379/picture_pc_edf337560a053275eea4d4db5d34427e.jpg?width=1200)
赤が欲しいけれども、お店になく、緑系のプラトークは落ち着いていて、合わせやすそうと思い、買いました。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577395/picture_pc_2e78b7278dc9eb737dfe8ad81e54d652.jpg?width=1200)
お店で見ていると、鮮やかな水色で、ちょっと派手だなあと思いました。
しかし、モスクワで生活していると、5月の空はこのような色合いであることに気づき、私はこういう色合いのものを持っていないけれども、1枚あってもいいかもと思い、買いました。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577407/picture_pc_38ca02b1d7b5084a16cae996457d40fd.jpg?width=1200)
白は、4色の中では一番人気がないようで、売れ残っていました。それでも、色違いで持っていてもいいと思い、買いました。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577415/picture_pc_1f181ed5412c1e76be42ca9006eca7dc.jpg?width=1200)
最大の問題は、赤です。
大統領選挙の前日に買っておけばよかったのですが、その時に買わなかったため、これを買うために30軒のお店を探し歩くことになりました。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577438/picture_pc_ac5ad24b5f3abbfe8da8fabaf764fef0.jpg?width=1200)
赤は大人気でよく売れ、工場では、すでに作らなくなっていて、出回っているものしか在庫がないと言われました。
日本なら、大人気のものを追加で作ると思いますが、あまり追加で作らないのがロシア連邦です。
値段が高いお土産屋さんも含めて、30軒ほど見て回り、約2か月たった頃、やっと見つけました。
しかも、最後の1枚の在庫で、店頭に飾られているもののみでした。
店頭に飾られていた物だから、埃をかぶっていそうですが、これを逃したら、2度と会えないと思い、買いました。
思い入れのあるプラトークなので、大切に使っています。
お土産に買ったプラトークたち
プラトークは、軽いし、がさばらないし、壊れないから、女性へのお土産に最適で、その人のイメージに合うプラトークを探して買うことが多いです。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577465/picture_pc_01adc476699d2562ce169506c8c07e4c.jpg?width=1200)
Румянец
Румянецの赤は、初めて買ったプラトークですが、
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577482/picture_pc_4904ad2bdf96ad6a9112439713269f50.jpg?width=1200)
その後、青を見つけました。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577495/picture_pc_c87b965adbab13ffa57242676326c4c3.jpg?width=1200)
Незнакомка
Незнакомкаは、黒と
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88577518/picture_pc_df9370564621ec053b8b649102d78f9d.jpg?width=1200)
白の他に、
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580598/picture_pc_aa161a2db3d842002b054263e3548df9.jpg?width=1200)
赤も買いました。
Аврора
Аврораです。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580467/picture_pc_399d5bb7a882b1d5915ee02c8ee58b8b.jpg?width=1200)
ホームページを見ているときは、いいなと思いませんでしたが、お店で羽織ってみたら、めちゃくちゃ良くて、買ったプラトークです。
このように正方形で柄を見るだけでなく、三角に折って羽織ってみると、イメージが大きく変わるものがあります。
Душистый луг
Душистый лугです。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580473/picture_pc_ca6d6319052937d886ef6eedf65430e6.jpg?width=1200)
落ち着いた色で、プレゼントする人のイメージにぴったりだったので、即決でした。
Воздушное настроение
Воздушное настроениеです。
緑と
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580487/picture_pc_176e35288bd569b219e0c055f9d90c36.jpg?width=1200)
紫を買いました。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580494/picture_pc_ad4da962fe569251efa2cd384c28ca4e.jpg?width=1200)
かなり柄が細かく描かれています。
Свидание с летом
Свидание с летомです。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88580516/picture_pc_9f270b1641172508dbabe29753967d27.jpg?width=1200)
落ち着いた色合いで、合わせやすいかなあと思って、選びました。
他のプラトーク
他にはオレンブルクのプラトークも有名です。細い毛糸でできていて、こちらも芸術作品です。
しかし、ロシア帝国時代やソビエト時代には、もっといろんな地域でプラトークがつくられていました。
最近、博物館へ行って、他の地域で作られていたプラトークの展示をいくつか見てきたので、また、そのうちに紹介したいと思います。
お気に入りのプラトークについては、こちらに書きました。
【10月15日の過去記事】
この記事が参加している募集
最後までお読みいただきありがとうございます。 有料記事は、全文を読むことができるように設定しているものもあります。 無料記事に対するサポートもありがたいです。