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【展覧会】3つの駅広場

今日は、3つの駅広場を紹介します。

ロシア独特の建築が揃っていて、見どころ満載なのですが、夫が言うには、モスクワで一番治安が悪い場所です。

どのくらい悪いかと言うと、90年代に夫は歩いているだけで顔を殴られて、唇を縫う手術をしたということです。

そのため、「1人で行くの?」と心配し、「できれば、行かないで欲しい。」と言われたくらいです。

しかし、夜ではなく昼間に行くということで、なんとか1人で行きました。

この広場は、長距離鉄道の鉄道駅が揃っているので、日本から来た知り合いを迎えに行ったり、知り合いが駅を利用するということで、「気を付けてね」と念を押したりしていた場所です。

住んでからも、2回ほど1人で行ったことはありました。

今回は、写真を撮ることを目的とし、それなりに滞在時間が長くなるので、気を引き締めて出かけました。

まず、地下鉄駅の出口を出てすぐにカザン駅を撮りました。

シシューセフの建築です。

そして、スターリン建築の1つのレニングラードホテルとその前を走るМЦДです。

こちらは、レニングラード駅です。サンクト・ペテルブルク方面の列車の駅です。

その後、地下道を通って、3つの駅広場にきました。ここは、瞬時にやばいと思いました。

1枚写真を撮った直後、男性が「おいっ。」と話しかけてきました。
私以外にも、犬の散歩をしている地元の女性にもしつこく話しかけています。
聞こえなかったふりをして、完全無視しました。
そのうち、この男性は追いかけてこなくなりましたが、周辺のベンチには、ホームレスがたくさんいました。
夫が言った通り、やはり、気をつけないといけない場所です。

あまり長くいたくないので、とりたい写真をパパッと撮りました。
レニングラード駅です。

メーリニコフの銅像です。

レニングラードホテルです。

カザン駅です。全景がおさまりません。

こちらもシシューセフの建築で、地下鉄のコムサモリスカヤ駅です。

トラムが走っているので、電線が邪魔ですが、カザン駅の全景がやっとおさまりました。

こちらは、ヤロスラヴリ駅です。チェーホフと交流のあったシェフテェリの建築です。

トラムの停留所の所は、先ほどの広場と違って、穏やかな雰囲気でした。

ロシア郵便のトラックも写りました。

左がレニングラード駅で、右は、地下鉄のコムサモリスカヤ駅です。

左は、地下鉄のコムサモリスカヤ駅で、右は、ヤロスラヴリ駅です。

ヤロスラヴリ駅です。ロシアらしい独特な建築です。ヤロスラヴリ駅を設計した建築家のシェフテェリの建物もモスクワ市内に35か所くらい残っていて、その建築をすべて写真に撮ってきているので、そのうち、別の記事で紹介します。

レニングラードホテルです。

そして、別の日にもう一度写真を撮りに行きました。前回と違う方向から広場に近づいたら、レーニン像がありました。

地図に載っていないので、こんなところに像があるなんて知りませんでした。

現在(2023年5月撮影)修復中で、2023年12月1日に終了予定です。

ヤロスラヴリ駅です。

トラムの電線が邪魔です。

屋根には、ソビエトのマークがあります。

屋根の形もロシアらしいので、好きです。

トラムが走ってきました。

3つの駅広場の紹介でしたが、カザン駅、レニングラード駅、ヤロスラヴリ駅、地下鉄のコムサモリスカヤ駅と4つありました。
3つの駅というのは、長距離列車の鉄道駅のカザン駅、レニングラード駅、ヤロスラヴリ駅のことです。
これらの駅から寝台列車に乗って、旅行に行くことができます。

旅行で、他都市への移動などで利用する人もいるかもしれませんが、いろんな人が行きかうので、スリなどには、気をつけてください。

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