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ついに、手に入れた

11月4日から4月12日までモスクワのВДНХで開催中の展覧会『ロシア』。
ロシアだけで万博をやってしまったような規模の展覧会で、すべての展示を無料で見ることができます。

特に、チュヴァシ共和国が作成したロシアの刺繍地図は、私が一番見たかったものです。
そのため、初めて訪れた11月に、見てきました。

本当に気に入ってしまって、チュヴァシ共和国のブースに刺繍の本が売っていないかなあと覗きに行ったところ、ジグソーパズルがあり、それをやってみました。

ジグソーパズルを売っているのなら、買いたいと思ったけれども、「売っていない」と言われ、それで、パズルを完成させました。

その後も、ロシアの刺繍地図のことを調べていたら、各州の細かい刺繍も見つけました。

こんな感じで、ロシアの地図の刺繍に興味をもっていると不思議なもので、新たな情報もどんどん入ってきます。

1月に、チュヴァシ共和国のブースでイベントがあることを知り、出かけることにしました。


10時にВДНХのパビリオン75に着くため、8時半に家を出ました。

サイトの案内は、10時から映画が始まるとなっていたけれども、私が到着したときは、チュヴァシ共和国のブースで映像が流れていなくて、かわりに、床に大きな刺繍の地図がありました。

今までにやったジグソーパズルと、オレンブルクのブースでやったロシアの地図パズルと違って、

これは、各州の名前が下の布に書いてあるので、どの刺繍の柄がどこの州か分かれば、簡単におけるので、他の人がいないうちに、一人でさっさとできました。

できたら、絵葉書をもらいました。これも欲しかったので嬉しかったです。

さらに、各州の絵葉書で好きなものを1枚取っていいと言われました。いくつも好きなところがあるので、1枚に絞るのは大変だったけれども、夫と義母と義父の故郷の絵葉書にしました。

本当はすべての州の絵葉書が欲しかったけれども、ネットで公開されている画像があるので、まあ、いっかあと思いました。

その後、「映像を流し始めたよ」とブースの人が教えてくれたけれども、ちょっとイメージしていたのと違い、終日流している感じだったから、ジグソーパズルをやりに行きました。

よくパズルを見ると、大きい(2022年バージョン)のと小さい(2023年バージョン)のと2つありました。4つの州がロシアになったので、それで作り直したためです。

この2つのバージョンのピーズがごちゃ混ぜになっていました。

なぜ、ごちゃ混ぜにした?と思いました。たぶん、イベントでパズルができますよとしつつも2つのパズルが混ざっていて、ブースの人も分かれていないから困っていたと思います。

そこへ私が行き、ブースのおばちゃんと一緒にやりました。

私が、ピースの柄を見て、これは、バシュコルトスタンとかクラスナヤルスクなどと言いながらパズルをしているので、おばちゃんが「あんた、勉強したの?」と言いました。
「チュヴァシの地図のおかげでロシアの地図に興味をもって、地図を買って、全部覚えたよ。私は日本人だよ。」と話したら、おばちゃんが、興味をもって名前を訊いてきました。ブースの他の人にも「日本から来たんだって。」と話しています。

おばちゃんは、途中どこかに行ったりしながらだったけれども、大きさの違う2つの地図が12時過ぎに完成しました。
これが、2023年バージョンのパズルです。

これは、2022年のバージョンのパズルです。

大きさはこんな風に違います。

この2つのパズルのピースが混ざっていたので、時間がかかりました。

何時に始めたかしっかり覚えていないけれども、1時間45分くらいかかったと思います。

それで、完成したら、賞品として、パズルをもらいました。

11月の時に、売っているのなら買いたいと思ったパズルをもらえるとは思っていなかったので、嬉しかったです。パズルも楽しかったし、大満足です。

パズルは、2つしかなかったので、先着2名だったと思います。

おそらく、チュヴァシの博物館で売っていると思います。

その後、そのおばちゃんと写真を撮って、いろいろ話しているうちに、なんとこのおばちゃんは、この刺繍を展示している博物館で働いている人のようで、名前と電話番号をききました。

いつ行けるか分からないけれども、行くときは、連絡しようと思いました。ところが、家に帰ってきて電話番号をよく見たら、1桁足りません。

なんと、間抜けなことをしたと思うけれども、博物館に問い合わせれば、何とかなるかな?



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