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夫が作ってくれたスープ

2021年11月下旬、38度以上の高熱が出た。

パンデミックの真っ最中だったので、「もしや、感染したか?」と心配で、医者を家に呼んだ。

ロシアの場合、38度以上の熱がある時は、医者が自宅まで来て無料で診察をしてくれる。

検査の結果、陰性で感染していなかった。

それで、安心したのだが、熱が高いため、食欲はない。

義母は、油をたくさん使った油ギトギト料理を食べろというが、普段は大食いの私もさすがに食欲はない。

それで、夫が、「鶏肉のブイヨンを作ろうか?」と言ってくれた。

よく分からないが、ロシアで風邪の時に作る定番のようだ。

それで、夫は鶏肉を買いに行き、鶏肉のブイヨンを作ってくれた。

見た目は、お湯に鶏肉が入っているだけに見えると思う。

食べてみたら、塩の味がして、ローリエの香りもした。

美味しかった。

食欲がない時は、このブイヨンと鶏肉で十分。

美味しくておかわりもした。

このスープのおかげで、熱がすぐに下がった。

作り方は簡単で、水に鶏肉、塩を入れて沸騰させる。
灰汁をとりながら、煮る。煮ている途中にローリエを入れて、出来上がり。

ロシアには、ポカリスエットみたいなスポーツ飲料がないため、このブイヨンは塩がきいていて、スポーツ飲料みたいな役割もあると思った。そして、スープだから体を温めてなおいい。

熱が出た時は、鶏肉のブイヨンを食べると決めている。

#元気をもらったあの食事

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