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Google Colabで東京国際映画祭会場視察を行ってみた。

おはようございます、チェ・ブンブンです。

映画祭のシーズンですね。

10月末から日比谷、銀座、有楽町エリアで東京国際映画祭と東京フィルメックスが開催されます。昨年、参加された方はお察しだと思いますが、会場が点在しており、しかも慣れていないと迷ってしまう難易度の高いマップとなっております。

9/23(金)21時から東京国際映画祭有識者会議を行うにあたって、ルート対策資料を用意しようと考えました。折角、最近Google Colabで気軽にPythonを試せることを知ったので今回は、Leafmapを使った地図作成に挑戦してみました。下記の記事を参考に作ってみました。

Leafmap導入の手順

1.まずはleafmapをインストールしましょう。

pip install leafmap


2.次にマップを生成します。

[Mac]Ctrl+右クリックで座標を表示できます。

生成したい地図の座標を取得する必要があるので、Google Mapsから調べます。今回は有楽町を指定しました。Macの場合、Ctrl+右クリックすることで座標を表示することができます。有楽町の座標「35.67498916792347, 139.76275785679093」をクリックすると自動的にコピーされます。

import leafmap
m = leafmap.Map(center=(35.67498916792347, 139.76275785679093), zoom=18)
m

centerのカッコ内にコピーしてきた座標を入れます。
地図の拡大を調整するzoomは18に設定すると扱いやすいです。ちなみに20以上の数値を入れると何も表示されません。

実行すると地図が生成されます。左のアイコンを使ってマーカーを置くことができます。

右上の設定ボタンを押すと、オプションが表示され、地図の質感を変える等のことができます。

実際にLeafmapで映画祭会場の場所を片っ端からマーキングしていきました。これを[Mac]Shift+Command+4で部分スクリーンショット取ることで好みの地図を保存します。

東京国際映画祭/東京フィルメックス移動時の注意点

実際にマーキングした場所に会場名を追記しました。

初見だと難しいポイントについて書いていきます。

■3ヶ所に点在するTOHOシネマズに気をつけよう

まず、注意しなければいけないのは、TOHOシネマズが3ヶ所に点在していることです。JR有楽町駅から晴海通りを横断すると3ヶ所の映画館が固まっています。

日比谷シャンテとファミリーマートの間にある劇場はTOHOシネマズシャンテです。この映画館は基本的にエレベーターでしか移動することができません。エレベーターには多くて10人程度しか入れないので、直前になると混雑して上映に間に合わない可能性があります。その場の状況によっては階段を開放するケースもあり得ますが、エレベーターと狭い館内でのチケットチェックがボトルネックになる場所となっております。

東京ミッドタウン日比谷4FにはTOHOシネマズ日比谷があります。本祭、最大の注意点として作品がスクリーン何番で上映されるかまで把握しなければいけません。もし、スクリーン12 または13で上映される場合、会場は東京ミッドタウン日比谷の地下となります。エスカレーターで行くと、館内を回るようにして移動しなければいけない動線となっているため、スクリーンを間違えると5分程度かけて移動しなければなりません。

昔、スカラ座、みゆき座だった場所を残した結果、歪なスクリーン配置となっています。これは初めて有楽町に来た人は迷うところでしょう。また、TOHOシネマズシャンテはTOHOシネマズ日比谷や地下道と繋がっていない点も要注意である。

■丸の内ピカデリー、朝日ホールからの移動はエスカレーターで

有楽町マリオン内には東京国際映画祭の会場として丸の内ピカデリー(9階)、東京フィルメックス会場として朝日ホール(11階)が使用される。

高層階なので、移動にはエレベーターが便利だろうと思うかもしれません。もし、あなたが次の映画まで10分〜20分しか余裕がないのならエスカレーターで移動しましょう。ここのエレベーターは中々来ない上に、映画終わりには多くのお客さんがごった返し、乗れません。エスカレーターで移動した方が早いです。高層階なので1階まで降りるのに5分程度見た方が良いです。特に、シネスイッチ銀座やTOHOシネマズ日比谷に移動する場合は信号待ちも含めて余裕をみる必要があります。

■シネスイッチ銀座

高校時代から結構使っているにもかかわらず、毎回迷ってしまうシネスイッチ銀座。ここは事前に安定ルートを構築する必要があります。銀座の土地勘がある人は地下道を使うことで横断歩道の待ち時間をカットすることができるのですが、初めて来る方にはオススメしません。

今回はMacの部分録画機能(Shift+Command+5)を使ってGoogle Maps動画を作りました。

1.有楽町マリオンを目印にしてください。晴海通り側(大通り)に出てください。

2.FUJIYAのビルに向かって直進してください。

3.対岸に「SUZURAN St.」がある位置まで確認したら左折してください。

4.数十m先左にシネスイッチ銀座があります。映画によって地下の劇場かエレベーター乗って上の階にある劇場かが異なります。入り口の案内に従って向かってください。

■TOHOシネマズ日比谷〜東京国際フォーラムCまでの時間感覚

本祭の会場において最も遠いTOHOシネマズ日比谷から東京国際フォーラムまでどれぐらいかかるだろうか?

個人的な感覚だと最低25分は見ておく必要があります。東京ミッドタウン日比谷内での移動と東京国際フォーラム内での移動は結構時間がかかります。東京国際フォーラムC自体が約1,500席もの大きな会場なので、時間ギリギリになって自分の座席を探すとなると焦ることになるでしょう。

特に毎年、上映時間にたどり着けず、スマホの灯りを使って彷徨う人があまりに多くて、殺伐とした雰囲気になりがちです。事前に座席位置も把握すると観客同士快適な映画体験ができます。


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