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花火と山下清


今回はパステルで花火を描いてみました。

黒い紙に100円ショップのパステルで描いてみた


パステルって使い方がよくわからないのですが
チョークのように、紙の上にふわっと乗っているだけで、
指で触ると簡単に消えてしまうので扱いが難しいのですが、
何も考えずにわーっと自由に描ける画材のような気がして楽しかったです。

今年も本物の花火は見に行っていないのですが、
先日、山下清さんの貼絵の花火を観てきたので、なんとなく感化されて描いてみました。


山下清 生誕100年の回顧展

このポスターにもなっている代表作の長岡の花火が観たかったの行って来ました。
実物もとても良かったのですが、
予想以上にちぎった色紙が細かくてそれまたびっくり。

展覧会は清氏の子供の頃の素朴な作品から、
ヨーロッパ旅行や円熟期の緻密な作品まで、
山下清といえば貼り絵ですが、
それ以外にも、ペン画、油絵(←これは本人はハマらなかったらしい)、
焼物の絵付け(←これはとてもハマったらしい)、
旅で使ったリュックサックなどの展示もあり、見応えがありました。


作品の素晴らしさはもちろん、
作品の横に書かれていた本人のコメントや言葉もとても面白くて
彼の人となりや生涯についてもっと知りたくなり
後日、図書館で放浪生活の話が書かれた本を借りてきて読んだのですが、
やっぱりとても面白い人でした。
知的障害があったようですが、1人で文無しで全国各地を巡ることができるなんて
すごく人間力のある逞しい人だったんだろうなと思いました。

放浪中はスケッチすることも作品を作ることも殆どなく
帰って来てから、心に焼き付けた記憶だけで作品に仕上げるそうで、
それまた天才としか言いようがありません。


山下清といえばテレビドラマのイメージがとても強かったのですが、
(おにぎりが大好きな裸の大将、、)
いい意味で私の中での彼のイメージが更新されとても良かったです。




おまけ

今日は我が家の切り絵作家の作品をご紹介して終わりたいと思います。

作品名:プードル
作者:ピッチ

2023年/厚紙/ぴちぽち宅蔵


親バカな作品紹介でした(笑)

ご覧いただきまして、ありがとうございました(^^)

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