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ストレス大国日本の働く人のメンタルケアとヘルスケアの実態とは?

みなさまお久しぶりです。
実は2022年4月から社会人大学生として心理学を専攻しています。
心理学の中でも私は社会心理学や、産業心理学に興味があり、個人的も始めています。

日本は企業力(経済力)が衰え始めてきており、生産性などは先進国中ではかなり低い順位となっています。その上自殺が多く労働環境も悪く、睡眠時間も少ないという苦行状態・・・

ただ、現状は医療や高齢者の生活環境が良いため、寿命が抜群に長く、健康寿命も長いという、我々20~40歳の働き盛りからすると???の状態です。

私は将来的に日本はこの寿命や健康寿命の順位も大きく落とすのではと推測しています。なぜかというと、今働いている人の多くは非常にストレスが多く、将来の不安や目先の生活の不安、また漠然と沈みゆく日本への不安など沢山の心理的な負荷がかかっているためです。

心の健康状態が悪化すると体の健康状態も悪化します。
日本社会ではこの心の健康状態をケアする取り組みは非常に少ないです。
大企業にはメンタルヘルス講習など管理者向けの講習会や、労務管理などで社員の負荷を減らす取り組みは行われていますが、あくまで努力義務となっており、働く人の心のケアを行う、または改善するレベルではありません。

海外では会社的な動きというより、社会的な側面でウェルビーイングのような健康状態にかかわらず、幸せに満たされるような取り組みが盛んになってきています。
企業もその活動を支援するかのように企業サークルなどで瞑想などを取り入れ、社員が自律的にケアできるようなサポートをしています。

それでは、日本では一体現状どうなっているのでしょうか?

実は今実態調査のアンケートをとっている最中です。


2022年9月18日現在、50名以上の方にご協力いただいています。
是非この記事を見てくれたかたもアンケートにご協力いただければありがたいです。
※アンケートは最大1分で終わります

では少しアンケートの内容をみなさんにフィールドバックしたいと思います。


1.年齢

働き盛りで責任を負い始める28~33歳が最も多く回答してくれています。
次に経営的な責任を負ったり、老後が見え得てくる50~60歳が多く答えてくれています。
今の現状だと10~20代の若年層や、30~40代のミドル層が少ないので、いかにアンケートを収集するかが課題です。

2.会社規模

所属している会社に規模は1~100人と中小規模の会社が大半となっています。ここをもっと細分化しておけばと後悔してます笑
ただ100人以上は大企業に分類され始めるので、45%が中小企業、38%が大企業と考えてもよさそうです。
100人をこえる企業でも採用を積極的に行っているメガベンチャーなども含まれるため、次のアンケートでは会社の設立年数なども気にした方がより面白い結果がわかるかもしれません。

3.会社におけるヘルスケア・メンタルケアの取り組み

アンケートに答えてくれた方の所属する企業は43%がヘルスケア・メンタルケアの取り組みをしているようです。大企業が38%だった事を考えると、それを上回る数ですので、労務管理の制約が厳しくない企業でも実施しているようです。

ただ、同数実施していない企業がいたり、根本的にそのような取り組みがあるかどうか知らない人もいるところを見ると、働く人におけるヘルスケア・メンタルケアは十分ではないと言えると思います。

人は生きていくためには働かなければなりませんが、そのためにせっかくの人生を犠牲にしては本末転倒だと思います。
日本を支える働く人をヘルスケア・メンタルケアでサポートする取り組みはまだまだ未熟なのが伺えます。

このアンケートの目標は100人にまずは聞く事ですので、引き続き調査していきます。
この記事を読んでくださった方、よければアンケートにもご協力お願いします!


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