そば粉パンづくり【茶屋のお便り2月号】
地域おこし協力隊として来られて、任期が満了した今も利賀村にお住まいの方にそば粉パンの作り方を教えていただきました。
色んな出会いに感謝しながら、さっそくチャレンジです。発酵待ちの時間を利用して書き始めたので、今時点でどういう結末を迎えるか全く分かっていません。不安と緊張が入り乱れています。
出来上がったものはもちろん完食するつもりでいますので、最低限食べられるものが出来てくれと祈ってます。
■ 材料
■ 生地づくり
①ボウルにAのお湯を入れてから、ドライイーストを振り入れ、そのまま5分おきます。
②別のボウルにBのお湯とサラダ油を合わせておきます。
③またまた別のボウルにCのそば粉、粗糖、塩を入れて、泡立て器でよく混ぜます。
④CのボウルにAとBを入れて、ゴムベラで滑らかになるまで混ぜます。
■ 発酵
⑤ラップをして、オーブンを使って発酵させます。設定は35℃で25分。
ご家庭のオーブンに発酵機能がなければ、夏なら常温、冬ならストーブのそばに置いておきます。目安として1.3倍くらいに膨らめばO.K.です。
■ 生地を型に入れる
⑥発酵した生地をゴムベラで混ぜてから、クッキングシートを敷いたパウンド型に流し入れます。実はレシピと同じサイズの型を準備できなくて、少し大きいサイズです。(8cm×20.5cm×6cm)
生地を少し高めから、左右に動かしながら型に入れると均等になります。
【追記】
生地作りの際にもっと空気を入れながら混ぜるとフンワリとした仕上がりになりそうです。例えばゴムベラで混ぜた後に、泡立て器で空気を含ませたりするとまた違った味わいになるのかなと思います。
それから、お好みで胡麻を入れるのも良さげです。『TAKE1』の胡麻油は味が濃すぎましたが、胡麻そのものを混ぜるだけなら香ばしさが丁度いいアクセントになりそうです。
フレンチコックを経て今はそば職人をされている方にコメントでアドバイスをいただきました。私は料理を普段ほとんどしないので色々と教えてもらえるのは本当にありがたいです。皆様もぜひ振るってコメントをお寄せくださればと思います。
■ 焼成
⑦200℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
⑧180°回転させて、さらに8分焼きます。※焼き色を均等にするため、180°回転させます。「焼き色なんて知ったこっちゃねぇ。」というワイルドな方は回転させなくても大丈夫だと思います。
■ 完成
どうです?美味しそうじゃないですか?既にサムネでお見せしてしまってますけど。味見をしたいのか、知らない間にサルたちが集まってきています。
実家に帰って作ってみたので、さっそく家族と一緒に紅茶も入れたりして試食しました。何もつけずにそのまま食べましたが、美味しかったです。これ、美味しいです。
フワッフワとまではいかないですが、でも柔らかくしてしっとりとした食感でした。そばの感じはちゃんとあります。強力粉を混ぜなくてもそば粉だけで十分パンとして仕上がっていると思います。
あっという間に食べてしまって、サルたちの分を残しておくのを忘れてました。ごめんやで。
冗談はさておき、これは本当にみなさんにも試しに作ってみていただきたいです。ちなみにクルミは細かく砕きすぎたのと入れる量が少なかったようで、よく分かりませんでした。そして、本記事のそば粉パンはtake2だったりします。take1は近々掲載して失敗の模様を晒そうと思っています。
最後にお知らせです。当ファームが栽培して製粉したそば粉をオンラインで販売しておりますので、ご入用の際には是非ともよろしくお願いします。
それでは今月の茶屋のお便りは以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。来月号もお楽しみに。
私ども茶屋ファームは富山県南砺市利賀村で主にソバの栽培をしている農業法人です。日頃の農作業や六次産業化の過程、そばを使った料理、蕎麦についての豆知識など色々と発信していこうと思っています。
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