私たちらしい京都の歩き方


無事に京都につきました。


これから京都の街歩き。
ホテルに荷物を置いてから、いざ灼熱の京都へ。


俵屋宗達の作品が見たい

「俵屋宗達の作品が見たい。」
と私のパートナー。


まさか俵屋宗達の作品を名指してくるとは思わなくて思わず聞き返してしまった。


原田マハさんと柳広司さんの「風神雷神」、という本を読んで気になっていたんだって。

本から京都を楽しむなんて、大人だなぁとちょっと尊敬。

風神雷神図屏風といえば建仁寺。

ということで最初の目的地は建仁寺。


京都初心者が歩く道

電車に乗って、乗り間違えて。
乗った電車の方向間違えて、なんとか目的地の駅に。
京都初心者がバレちゃう。


そこからは歩いて建仁寺に向かう。
途中で祇園を巡ってからやっと到着。

まだ連休に入ってない人が多いのか、人通りは少なめだった。


なんだかんだで建仁寺に到着。


建仁寺、ちゃんと楽しむ

建仁寺は臨済宗の総本山のお寺。
京都最古の禅のお寺らしい。


拝観料を払ってお寺の中へ。
入ってすぐ、風神雷神図屏風が現れた。



実はこれ、レプリカなんだって。
本物は京都国立博物館に寄託されている。

このレプリカ、現代の技術と京都の匠の技術が大集結してる。

メインの風神雷神の絵は現代の技術を使って本物と同じ色を表現したコピー。
そしてそのコピーの上に漆や金箔を塗って本物と同じような素材を作ってる。

見た目ではコピーって全然わからない。

今の再現技術の高さにも驚くけど、昔の人が筆だけでこんなすごい作品を作ってるのかと思うと改めて感嘆してしまう。

パートナーが読んだ本には俵屋宗達の風神雷神図屏風を描くまでの歴史が語られてるらしい。

私もパートナーが読んだ本を見てみようと思った。
本から入る旅って素敵だな。


風神雷神図屏風以外にも、建仁寺は枯山水の石庭や雲龍図などの重要文化財がたくさんある。

作品一つ一つの精巧な技術をみて
「よく昔の人はデザインツールとかも無しにこんな作品を描くなぁ」って。



2人でいると
これどうやって描いたんだろうね。みたいな話だけであっという間に時間が過ぎるから面白い。

何度か来たことあるはずなのに、全く新しい場所として楽しめた。



この後は清水坂をめぐる。



今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございます。




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