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【入社1年のデザイナーが考えてみた!】BX部のデザイナーってなんだ?

こんにちは、BX部デザイナーのイチノヘです!
時の流れは恐ろしいもので、昨年の今頃Chatworkに入社しリモートワークになり、気づけば夏は過ぎ...秋はいずこへ...今晩は何鍋にしようかな....などと考えているうちに入社して1年経っていました。そしてなんとBX部も設立され早くも10ヶ月...

自分の頭の整理も兼ねて、入社して1年の私目線で感じるBX部におけるデザイナーの役割についてご紹介していきたいと思います。

ただこのポジション自体、生まれてからまだまだ日が浅く、私自身模索しながらBX(ブランドエクスペリエンス)という領域に向き合っている立場です。あくまでも私個人の考えるChatworkにおけるBX部のデザイナーについてなので、ご参考までに記事を読んでいただけると幸いです。

当初の目的と課題感

まだご存知で無い方のために簡単にご紹介すると、遡ること約10ヶ月前...そうあれはまだまだ寒さが身にしみる2021年1月のこと。
当初は「Chatworkらしさとは?」と聞かれたときに想起されるものもなく、Chatwork側からも「これがChatworkだ!」と言えるものも定まっていないという状況でした。

そこで今後組織が発展していく中でよりブランド力を身につけていかなければならない!ということで「旧ブランドデザイン室」と「旧広報部」が統合する形で「クリエイティブを作る機能」と「発信する機能」を兼ね備えた現在のBX部が誕生しました。

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そして晴れて生まれたBX部はChatworkのブランド力をつけていくために、BXという名の荒波へ舵を切りはじめたわけです。

Chatwork BX部の成り立ちとチームの詳細ついてはこちらの記事をご覧ください。

他のデザイン職種と何が違うの?

そんなこんなで誕生したBX部ですが、その中でも今回のテーマBXデザイナーと他のデザイナーとの違いについて簡単に考えてみようと思います。

そもそもこの世の中には数多の〇〇デザイナーという名を冠する職業が存在します。
「グラフィックデザイナー」「プロダクトデザイナー」「ウェブデザイナー」「UI / UXデザイナー」「エディトリアルデザイナー」「CGデザイナー」etc…そんな中最近よく見かけるようになってきた「BXデザイナー」。「また横文字の職業生まれたな」なんて思う方も少なくないかと思います。僕もよく思います。

そもそもBXデザインとは、「BX = Brand eXperience(ブランド体験)」つまり一言で言えば「ブランドに触れることによってもたらす体験をデザインする」職業のことです。そしてブランドに触れる方は、ユーザー・社員・株主・サービスを利用したことの無い潜在層と多岐に渡ります。

デザイン業務の範囲としても広く、具体的に「これをデザインします!」とは一概に言えません。WEB / 印刷物 / プロダクト / UI・UX / 映像制作...その他諸々。

BXデザインと他のデザインとの違いというよりは、グラフィックデザインやWEBデザインなどのあらゆる手段を用いてブランド体験を創出する総合格闘技のようなイメージを持っています。まだまだ生まれて日が浅い職業なだけあって企業によっても定義や役割が様々だと思います。

ChatworkにおけるBX部のデザイナーの役割

BXデザイナーと一言にいっても会社単位で役割や目的は様々で、部署の形も多種多様かと思います。それではChatworkのBX部にとってのデザイナーの役割ってなんでしょう?

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ChatworkのBX部は「クリエイティブチーム」と「コミュニケーションチーム」の2つに別れており、中でもデザイナーの所属するクリエイティブチームの役割は「デザインでブランド価値を創造する」ということにあります。

社員やユーザーたちのイメージしている断片的かつフワフワとした言葉やイメージを抽出し、さらに自分たちの見せたい姿、伝えたいメッセージと組み合わせながらビジュアルに落とし込み、ブランドアイデンティティとして「Chatworkらしさ」を創出していきます。

なので既に決まっている与件に対して、ビジュアルでアンサーを提示するよりも、より上流から課題や目的などを考え、イメージを膨らませ、最終的には誰にでも理解し愛されるアウトプットを作っていくことが私たちBX部のデザイナーに与えられた役割のように感じています。
こういった役割は事業会社のインハウスデザイナーならではであり、1つの物事に対して深く向き合えることが面白みでもあり、やりがいに繋がっています。

まだまだ走り出したばかりで私自身、役割や形を模索しながら進行している部分もあるのですが、「Chatworkらしさって何?」と聞かれた際にステークホルダーに一貫したイメージを想起してもらえるように日々楽しんで試行錯誤していこうと思っています。

BX部のデザイナーとして意識すべきことってなんだろ

自分もまだまだBXのデザインに携わりはじめてから日が浅く、偉そうに語れたものではありません。自分への戒めも込めて意識すべきことについて考えてみようと思います。

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ブランド体験を創出していくデザイナーにおいて、まずこれが何よりも大事なことかもしれません。胸を張ってこのサービス、この会社は良いぞ!と思えるからこそ、よりよいブランド体験を創出することに繋がるはずと考えています。


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ブランドに触れる方々は前述したように多岐に渡ります。ユーザーや社員、株主など、ブランドと接点を持つあらゆるステークホルダーのことを考え、ひとりよがりなものになってしまわないよう、様々な立場の視点に立って考えられる力を養うようにしています。


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良くも悪くも常に1つのものに向き合いそれを磨いていく仕事です。中々すぐに結果につながらずモヤモヤとすることも多々あります。それでも1つの物事に対して飽きず深く探究し、失敗や成功を楽しんで試行錯誤できる力はとても重要なことです。


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デザイナーとは言えども、BX部のデザイナーは黙々と作業をすることはあまりなく、オンライン上でも様々なポジションの人たちと関わり、コミュニケーションをしながら仕事をすることが多いです。コミュニケーションを楽しみ、その中からヒントやアイデアを引っ張り出せるよう心がけています。


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これはBX部デザイナーだけでなく、BX部として大事にしているコアバリューなのですが、アウトプットするもの1つひとつが、ステークホルダーの期待を超えられることを意識して業務に携わるようにしています。

BX部のコアバリューについてはこちらの記事をご覧ください。

他にもまだまだ意識すべきことは沢山ありますが、ひとまず私自身の思う意識すべきことを並べてみました!

あとがき

今回執筆しながら自分も意識しきれていないふしがあるな...と反省する部分も多々あるのですが、日々変化を楽しみながら仕事をしていく中でChatworkというブランドをデザイナーとしてサポートしていけるよう精進して参りたいと思います。

今後のChatworkブランドの発展を楽しみに見守ってくださると嬉しいです!今回はChatworkにおけるデザイナーの役割について、私目線でご紹介させていただきましたが、この他にも様々なプロジェクトについて触れているので是非興味のある方は他の記事も見てみてください!

またBX部では採用も絶賛強化中です!ご興味がありましたらぜひ募集要項をチェックしてみてください。


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