インターンシップって参加するべき?
皆さん、こんにちは!Chatwork採用広報の安田です。
この夏にどの企業のインターンシップに参加するか決まりましたか?Chatworkのエンジニアサマーインターンシップは第1次募集が終わり、第2次募集が開始されました!6月いっぱいまでが応募期間になっています。とりあえず申し込んでみるのも大事ですよ👍🏻
そうはいっても「インターンシップに参加する必要ある?」と思っているそこのあなた!今回の記事はまさに、そんな疑問にお答えする内容になっているので、是非是非ご一読ください👀
<前回までのインタビューはこちら>
・#1 インターンシップってどうやって選んだらいいの?・#2 インターンシップの選考ってなにをやっているの?
今回話を聞くのはこの人!
山下 賢治さん
香川大学大学院工学研究科信頼性情報システム工学専攻を修了後、2022年新卒としてChatwork株式会社に入社。既存のフロントエンドアプリケーションの開発・保守・運用を行った後、管理機能を担当するFeatureチームに所属し、「Chatwork」の管理機能の改善を行っている。
Q.現在の業務について教えてください
フロントエンド開発の保守運用を行っていて、jQueryをReactベースにリプレイスするような技術的負債の解消を主に行っていました。最近だと管理領域周りの改善の第一歩として、モバイル向けアカウント設定の機能開発に参加しています。この機能はブラウザ版ではすでに実装済みなんですが、モバイル対応すると工数の負担が大きかったんですよね。なので、フロントエンドは完全に新規に作成し、バックエンドのPHPは利用できるものを使って構築することでコストダウンを図りました。
つい先日リリースされたばっかりで、現在は運用と保守も行っています。
Q.学生時代はどのように過ごしていましたか?
ソフトウェア開発教育系の研究をしていました。システムを活用して教師やTA(ティーチングアシスタント)が本質的なフィードバックができるようにするための研究です。
具体的には大学生がプログラミングを始める時の知識量の違いって結構ばらつきがあるんです。高校生からやっている人もいれば、大学から始めた人もいる。そういう知識量のばらつきがある中で、まずは、自動的にフィードバックを行うことで、教師やTAの労力の削減を行い、知識や経験といったシステムでは教育しづらい内容に注力してもらうためにどうすればよいか、ということを研究していました。
Q.インターンシップに参加しようと思った理由はなんですか?
研究室に入ってWeb開発をし始めたのがきっかけですね。そこからWeb開発がすごく面白くなって、研究室だけじゃなくて趣味でもプログラミングを始めたりして、仕事をするならこの道だなと思ったんです。
ただ当時はお客さんの要望を聞いて開発する、いわゆる受注開発的な仕事のイメージはあったんですが、私が目指すWebエンジニアの働き方はよく分かっていませんでした。特に自社サービスを提供しているような企業だと、「もう完成してるのに何やってるの?」と思っていました。
Q.インターンシップには何社くらい参加しましたか?
Chatworkともう1社で計2社です。両社ともWebサービスを提供している企業です。
Q.Chatworkに限らずインターンシップに参加してよかったと思うことはありますか?
学生のうちに実際に稼働するプログラムに触れたり、チーム開発ができたり、研究室では積めない経験ができたことです。おかげでWebエンジニアとして働くイメージを持つことができました。
研究にも活かせたところがあって、長期的に見て運用のためにこういうことをしたほうが良いよねとか、ドキュメントはこういうものを作ろうとか、個人開発であってもあとを引き継ぐ人のことを考えてチーム開発的な意識を持つようになりました。引き継いだ後輩が仕様を理解できなかったら困りますからね(笑)。
Q.就職先や職業選択に影響がありましたか?
元々Webエンジニアになりたくて、Web系のインターンシップを受けて、そのまま就職したので、変化があったかと言うとそうでもないですね。インターンシップでギャップを感じて、他の職種を目指すということもありませんでしたし。元々なりたい職種と興味がマッチしている状態だったので、実際に働くとどんな感じなのかというのが具体的になった感じです。
でもインターンシップに参加すると、外からじゃわからない企業ごとのカルチャーとか、どんな人が所属しているのかの情報が知れるので、その企業が自分にマッチするかどうかをチェックするいい機会になりました。
Q.Chatworkのインターンシップはどうでしたか?
僕は元々フロントエンドについて何か学びたい、体験したいっていう思いが強かったので、フロントエンドを体系的に学べてよかったです。それに当時は新型コロナウイルスの影響でフルリモート開催だったんですが、ビジネスチャットを開発している会社だけあって、チャットでのコミュニケーションがすごく活発なのが印象的でした。
ちょっとしたことでもチャットすると、ワーッと反応が返ってくる感じで。入社してからもリモートワークメインなのと、実際に会ったときでも雰囲気やコミュニケーションの感じはあまり違わなかったので、入社前後でのギャップはありませんでした。
Q.学生さんへ一言お願いします
物事をチームで議論して決めていくっていう経験は、社会人になるうえでかなり重要になると思います。入社すると1人で開発するなんてことはまずないので、開発を進めていくに当たってどう議論すればいいかを、学生のうちに体験できる機会はあまりありません。
とりあえず応募してみて、参加するかどうかは受かってから考えるくらいの意気込みでいいと思いますよ(笑)。
最後に…
いかがでしたでしょうか?インターンシップに参加するべきか否かに悩む皆さんの参考になれば嬉しいです!今年のChatworkのインターンシップの詳細は下記から確認してくださいね✨
次回の投稿は6月半ばを予定しています。お楽しみに!