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【リファラルストーリー】「ChatworkならITと職人、両立できるかもよ?」の一言で、造船所の溶接工から再びITの世界へ。

2023年4月に、CEO直下の組織として新設されたセキュリティ室。セキュリティ体制の構築と強化を全社横断で推進していくという重要な役割を担うセキュリティ室のマネージャーである幸島さんと、幸島さんの紹介でセキュリティ室のメンバーとして入社したHさん。なんと、2人が同じ職場で働くのはChatworkが3社目。「腐れ縁ですよ」と笑う2人のリファラルストーリーをご紹介します。
※ご本人希望により、Hさんには顔出しなしでインタビューを受けてもらいました。

おむすび(友人紹介・リファラル制度)とは?
「Chatworkに入社してほしい」「Chatworkに合う」「Chatworkで活躍できそう」と思う友人や知人を、社員が紹介・推薦する制度です。気軽に誘い合えるように、紹介したい友人と事前に食事に行く際の食事代の全額補助や、紹介した友人が入社した際の紹介ボーナスを支給。制度名の「おむすび」には、おいしい食事を食べながら仕事やキャリアについて話し、Chatworkとの”縁”を結んでほしい、という意味が込められています。

プロフィール

紹介した人:幸島 吉彦さん(2022年12月中途入社・写真右)
セキュリティ室 マネージャー

【現在の仕事】2023年4月に新設されたセキュリティ室のマネージャーとして、会社全体のセキュリティ体制の構築・推進に取り組んでいる。

紹介された人:Hさん(2023年6月中途入社・写真左)
セキュリティ室

【現在の仕事】これまでの経験を活かし、セキュリティ室のメンバーとして、事業の成長、組織の特性などに合わせたセキュリティ基準の策定、ルール・マニュアルづくり、組織への浸透・定着など、幅広い業務に携わる。

最悪な出会いから、はじまった縁。

──早速ですが、お2人が同じ職場で働くのは3社目なんですよね?すごい縁ですね!!

幸島:そうなんです。はじめて出会ったのは大手金融サービスグループ会社のセキュリティ部門でした。Hさんが新卒で働いていた会社に、私が中途採用で入社しました。ちょうどその会社がはじめてセキュリティの組織をつくるタイミングだったんです。

H:私は幸島さんが中途入社で入ってこられたチームのメンバーでした。

──最初から気が合う感じだったんですか?

H:第一印象は最悪だったんですよ!

幸島:(笑)

H:新卒で入社したので、当時の私はその会社のことしか知らなかったんです。転職してくる人もいるにはいましたが、同じ部署になることがなくて。中途入社の方に接するのは幸島さんがはじめてでした。幸島さんは、違う企業で様々な経験をしてこられているから、私の視野が狭いというか…私がこの会社のことしか知らないことに対して、すごく鋭い指摘をされるんですね。もう本当に全否定だったので、第一印象はめちゃくちゃ悪かったですね(笑)。

でも、幸島さんって「こういう部分がおかしい」ということを指摘するだけではなくて、その解決のためにどうすればいいのかということをちゃんと考えて、行動する人なんです。一緒に仕事をするうちに、「あ、言いっぱなしじゃないんだな」というか、偉そうな言い方をすると「言うだけのことはあるな」と思うようになって。

あと、甘いものが好きなこととか、食の好みが似ているなっていうこともだんだん分かってきて、会社のメンバー何人かでごはんを食べに行ったりするようになりました。

幸島:その当時の仲間とは今でも定期的にごはんに行っていて、近況報告をし合っています。第一印象は悪かったかもしれませんが(笑)、当時真剣に仕事をした仲間のことは、すごく信頼しているんです。みんな仕事にすごくまじめなんですよね。だから今でも付き合いが続いているんですよね。

信頼と尊敬があるからこそ、力を借りたいと思った時、気軽に声を掛けられる。

──そこからChatworkでまた一緒に働くことになるまでにも、それぞれ色々なご経験をされているんですよね。

幸島:最初にHさんと出会った会社はグループ企業が約百社ある規模の大きい会社だったので、セキュリティに関しても体制が成熟していくにつれて、できることが少なくなってきて。Hさんは、元々は開発をしていたので、セキュリティに関しては経験が浅かったために「もっと専門性を磨きたい」という思いを持っていたんですよね。それで、その時も、私が共通の知り合いがいる会社に「Hさんどう?」って紹介して(笑)。Hさんは、私が紹介した会社に転職しました。

その後私自身も、もっと技術をちゃんと触りたいという思いから、事業規模の小さい会社に転職しました。でも、その会社でも、やっぱり技術のことやセキュリティのことを人に説明しなければいけない場面が出てくるんです。

Hさんって、ITやセキュリティの事が全く分からない人に、伝わるように情報を発信することにすごく長けている人なんです。開発をやっていたというバックグラウンドがあるので、ロジカルに物事を考えられるということに加えて、相手の立場に立って、ちゃんと伝わる言葉を選んで伝えることができる。セキュリティって、どうしてもたくさんの人に理解してもらって、協力してもらわなければ成り立たないので、Hさんのような力を持った人の手を借りたい場面がとても多い。それで、「Hさん、うちの会社に来てくれない?」って声をかけて、来てもらいました。これが2度目に同じ会社で働くまでの経緯です。
その後、Hさんはまたちょっと変わった転職をするんだよね?

Chatworkなら製造現場の職人とITの仕事を両立できる可能性がある。

H:はい。私、先日まで造船所で働いていました。IT部門とかではなく、造船所の技術メンバーとして仕事をしていました。

──え!?なんでまたそんな、全く違う職場に?

H:ITってすごいじゃないですか。1つの仕事がすごく色んなことを効率化したり生産性を大きく改善したり。でも、ITって触れないし見えないし、温度も感じられないし、身の危険があるわけでもない。でも、溶接の仕事だとちょっと間違うと大けがをしたり、ちゃんと安全を確保していないと本当に危険だったりするんですね。でも、その「熱いし、危ないし…」っていう感覚があることに、何だろう…生きている実感みたいなものを感じられて。
ものすごく生産性が出にくい仕事というか、現場に出てやるしかない仕事に関わりつつ、世の中の生産性を高めるっていうITの仕事ができたら、すごく極端なんですけど、私の人生面白いなって思って。

でもやってみると、やっぱり体力が求められるし、お給料も前職に比べると下がってしまう。私これからどうやって生きていこうかって。自分で選んだキャリアではあるのですが、ちょっと考えてしまって…。

幸島:ちょうどその頃に、みんなでごはんに行く機会があって、その時にHさんが「仕事楽しいけど、体力面などで大変なんですよ」っていう話をしていたので「ChatworkならITと職人、両立できるかもよ?」と誘いました。
ちょうど私もChatworkに入社して、セキュリティをどうしていくかという構想を考えていたところだったんですが、Hさんは、ITやセキュリティを専門としない人ともコミュニケーションを取ってきた経験があるので、Chatworkでこれから新しい取り組みをスタートさせて、会社やグループ会社にその取り組みを広めていく時に、協力してもらえたら心強いなと思いました。それに、ここでなら製造の仕事と両立することも可能なんじゃないかと思って。Chatworkはとても柔軟な働き方ができる会社で、フルリモートの人もいますし、副業も認められているので、溶接の仕事もゆくゆくはできる可能性もあるよね、という話をして。

H:そうです。私はそこがすごく光みたいに感じました。それで、Chatworkを受けてみようと決めました。

一歩踏み込んだところまで聞いてくれる。この会社で働きたいなと思える面接。

──選考はスムーズでしたか?

H:私の場合は、職種や部署が少し特殊なこともあって、入社後に一緒に働くことになる別部署の方々にも、面接していただきました。過去に経験してきたこと、セキュリティの業務をする上で大切と考えていることなどをお話させていただき、スキルセットの確認をしていただくと同時に、Chatworkのビジョンや働き方などを、複数の方とお話させていただく機会をいただけたので、安心しました。

幸島:面接では「会社のカルチャーにマッチするかどうかという部分もすごく見ている」と役員も言っていて、そういう意味では技術だけでもダメで、ちゃんと人として、会社にマッチしているかを見ているんだなと。これは、表現が適切かどうか分かりませんが、人生観にまでちょっと踏み込むような面接をして下さるんですよね。それこそ、その人の一生に付き合ってくれるような会社なのかなってちょっと思っています。

H:そうですね。面接では私が一度どういう考えでITの世界を離れたかということや、ゆくゆくは兼業をしたいという夢を持っているところまで、全部聞いて下さったので、すごく安心できる…こういう会社で働きたいなと思える面接でしたね。

会社の文化の1つになるくらい、セキュリティを組織に浸透させる。

──最後に、お2人のこれからの目標というんでしょうか。Chatworkで、これから取り組みたいことを教えてください。

H:Chatworkって本当にいい人が集まっている会社だなと思っていて。分からないことを放っておくような人がいないので、私みたいな橋渡し役なんていらないんじゃないんじゃないかって、幸島さんにも言ったんです。
でも、これから事業を拡大して行く中で今まではこのやり方で良かったことが、それでは機能しなくなってくる部分もたくさんあると思います。今、私は新しく入った人がすぐに同じ前提に立つことができるようなセキュリティの基準づくりをしているのですが、人それぞれ、捉え方にバラつきが出てしまうようにならないような、よりどころになるような基準をつくり、定着させていくことができたらな…と思っています。どうでしょうか?幸島さん!

幸島:そうですね。会社の文化の1つとしてセキュリティがあるというくらい、セキュリティが浸透していくと良いと思っています。Chatworkではお客様の情報をお預かりする機会も多いので、セキュリティの文化を社内に十分に浸透させることでリスクが大きく低減すると思うんです。そういった、社員全員に意識を上げていただくための取り組みを、Hさんなら高いレベルで実現してくれると思っています。

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