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#ヴィクトール・E・フランクル
『夜と霧』のあらすじ・感想とV・E・フランクルが一番伝えたいことを名言付きでレビューった【ナチス憎さに人種差別加害者に堕ちるのは新しいナチズムであって勝利ではない】
私さ、フランクルが夜と霧で一番言いたかったことって…ひたすら195-196Pのたった2Pの部分だと思うんだよね。(最後に添付あり)
その2P読んでも解るように、またフランクルのほかの著作を読んでも解るように、フランクルって、『ナチスなら悪い』とか、『ユダヤ人なら善人』とかそういう話は一切していないんだよね。むしろその正反対といってもいい話をしている。
あ、いま
(は?え?フランクルは『ナチス
夜と霧 とその名言に虐待からの復活と人生を学ぶ
~副題:被虐待者の話なのにフランクルの話だけは極めて格調高く格好いいのはなぜか?『公正世界仮説』を乗り越える方法を教える書~
ややキツい内容の本ではあるけど、夏に、8月15日に、終戦記念日にでも、どうかな。ぜひ。
とはいっても、他の強制収容所の本と比べると、これ、奇跡的に爽やかな本だよ。
フランクル以外の、ふつうの強制収容所の手記を読むのと、フランクルの夜と霧を読むのとでは、全く読後感が違う
「フランクル回想録 20世紀を生きて」レビュー&名言
「夜と霧」で有名なV・E・フランクルの自伝です。
「夜と霧」読むのは辛過ぎて、という方でもこれなら大丈夫。強制収容所の具体的なおぞましい話はほぼ書いてないです。
で、(夜と霧じゃなくて)こっちの自伝には、
「さすがユダヤ人強制収容所を生き延びた後にちゃんと幸せになって長生きして天寿を全うできた人だなあ!」
と感嘆するような、「生きる知恵」がいっぱい詰まった本です。
だから、幸せの知恵