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マヨコンヌの理痴的★読書感想文

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漫画、小説、映画、の感想よ、選りすぐりのエモーショナルな記事ばかりよ…♡
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#アウシュビッツ強制収容所

もくじ:マヨコンヌの理痴的★読書感想文

もくじ:マヨコンヌの理痴的★読書感想文

題名だけだとあまりに雑多すぎるので著者などでざっくりと分類してみました。

D・H・ロレンス
★D・H ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』の問題部分とは…実は性表現がエグすぎたから発禁になったのではないんです、そうではなく、ロレンスは「どんな知的な人間でも人間にとって本当に大切なのは知性よりも社会制度よりもお○りなんだ」と正面切って真っ向から…

諸星大二郎★「おらぱらいそさいくだ」生命の木 諸星大

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『夜と霧』のあらすじ・感想とV・E・フランクルが一番伝えたいことを名言付きでレビューった【ナチス憎さに人種差別加害者に堕ちるのは新しいナチズムであって勝利ではない】

『夜と霧』のあらすじ・感想とV・E・フランクルが一番伝えたいことを名言付きでレビューった【ナチス憎さに人種差別加害者に堕ちるのは新しいナチズムであって勝利ではない】

私さ、フランクルが夜と霧で一番言いたかったことって…ひたすら195-196Pのたった2Pの部分だと思うんだよね。(最後に添付あり)

その2P読んでも解るように、またフランクルのほかの著作を読んでも解るように、フランクルって、『ナチスなら悪い』とか、『ユダヤ人なら善人』とかそういう話は一切していないんだよね。むしろその正反対といってもいい話をしている。

あ、いま

(は?え?フランクルは『ナチス

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夜と霧 とその名言に虐待からの復活と人生を学ぶ

夜と霧 とその名言に虐待からの復活と人生を学ぶ

~副題:被虐待者の話なのにフランクルの話だけは極めて格調高く格好いいのはなぜか?『公正世界仮説』を乗り越える方法を教える書~

ややキツい内容の本ではあるけど、夏に、8月15日に、終戦記念日にでも、どうかな。ぜひ。

とはいっても、他の強制収容所の本と比べると、これ、奇跡的に爽やかな本だよ。

フランクル以外の、ふつうの強制収容所の手記を読むのと、フランクルの夜と霧を読むのとでは、全く読後感が違う

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