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娘の葉っぱ③〜東日本大震災

東日本大震災が起きた時
葉っぱは小学3年生でした…
あの日 NEWS速報で町が変わりゆく様を泣きながら震えながら見ていた。
どうかこれ以上被害が大きくなりませんようにと
(ちゃつみ 阪神・淡路大震災経験者)

この日からニュースが地震の情報のみになり、葉っぱもこの震災を目にする機会が増えていました。

学校で避難訓練が行われた時
葉っぱの心に芽生えていた地震への悲しみ、苦しみ、不安、心配なんかが一気に溢れ出て避難ベルの大音量の中 泣きながら動けなくなった。
保健の先生が教室に駆けつけ来た時は先生にしがみついて震えていたらしい。

波の映像が頭の中に襲ってきた
地震がホントにきたらどうしようと思った
ベルの音や大きな音が怖くなった
皆も自分も死んでしまうんじゃないかと思った
迎えに行った私に先生が話してくれました。

葉っぱ  この日からしばらく登校できなくなった

〖急性ストレス障害〗
人の生死に関わる大きな出来事を目の当たりにしたり
自分に直接関わったものではなくても
トラウマとなって心が不安定になる心因性の症状
〖HSC 〗
Highly Sensitive Child
人一倍敏感な子ども
感覚や人の気持ちに敏感で傷つきやすい子ども

先生と話し合いできた決め事
NEWSは一切見せない
速報が流れるのでテレビ番組は見せない
録画している過去のアニメやレンタルした映画などを流すようにする
学校では避難訓練などある場合は前日に葉っぱには知らせておく
当日は先生と一足先に保健室へ避難訓練しそこで皆が終わるまで待機
先生方が葉っぱの心を最優先にしてくれました。

私は小学校の時見た戦争の映画と映像
ピカドンがいまだ鮮明に記憶に残っています。
恐怖ってきっとこういうことなんだろね…

この先小6で行った淡路の修学旅行では、地震資料館は入れず引率の先生と2人でお散歩して、夜はお友達の地震トークに怖くなり先生と一緒に寝ることに。
3年生のあの日から心に寄り添い、どんな葉っぱも一切否定せず中学に向けて困らないようにしてやりたい!と卒業の最後の日まで担任でいてくれた恩師

ありがたくて、ありがたくて

この恩師
中学で葉っぱを救ってくれた先生ととても関わり深かったらしく…ご縁を繋いでくれていました。
このことも
また少しずつ話していけたら…

『HSC と学校』
人が大勢集まる学校はストレスを感じやすく大声やざわつきなども負担になる。
共感力が高いので誰かが先生に怒られていたり子ども同士の喧嘩なども辛い。
新学期などの新しい環境は不安になる。
行事は人一倍疲弊して翌日まで引きずる
🟡私が参考にした本は
  明橋 大二
  HSCの子育てハッピーアドバイス
                        HSC=ひといちばい敏感な子



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