◎大阪・ディープな散歩◎②:今宮戎周辺を歩く
大阪・天王寺を起点に歩き始めた街歩き。前回はJRの線路の南側、西成区内を歩き、岸里玉出駅付近まで行きました。(前回の記事はこちら)
今回はそこから阪堺線に乗り、終点の恵美須町駅まで移動して歩きました。
■阪堺線に乗車
■今宮戎を目指す
国道25号にやってきました。
今宮戎神社は、大阪の人にとっては、1月の「十日戎」や「福娘」などで有名な神社です。1月10日前後には、本当にすごい人で賑わいます。
「商売繁盛で笹もってこい」というお囃子で知られる、十日戎。ということで・・、
というわけで、ここは関西財界の中核をなす会社が信奉する神社なのです。福娘が来てくれるのが楽しみ、ということもあるようです。
■今宮戎駅という場所
そして、この今宮戎神社のすぐ近くにあるのが・・、
今宮戎駅は、難波駅のすぐ南にある駅。新今宮駅から遠くない場所にあり、萩ノ茶屋駅と同様に、高野線の各駅停車しか停まらないため、普段はひっそりとしています。
■新今宮駅を目指す
さて、再び阪堺線沿いを新今宮駅目指して歩きます。
■新今宮駅へ
実は新今宮駅は・・・
南海とJRの新今宮駅ができたのは、JRが1964年、南海が1966年のことです。
南霞町駅といえば、1990年にいわいる「西成暴動」で放火されて全焼したことでも知られています。
やはり今は30年前とも違った雰囲気の街に変わってきたのだと改めて実感しました。
■天王寺駅を目指す
この山王地区は、かつて芸人さんが沢山住む町として知られていたそうです。それを記念する石碑が建っています。
今回の探索はここまで。なかなか面白い場所を見てきました。
■終わりに
西成区内から阪堺線に乗り、恵美須町駅へ。十日戎で有名な、今宮戎神社に初めて行きました。商売繁盛の神様は、関西の大きな会社からも信仰を集めていたようです。新今宮駅から天王寺に戻りましたが、一駅ごとにとても個性的で、少々ディープで、なかなか変化に富んだ街歩きができる場所だと思いました。
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