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◎大阪・ディープな散歩◎③:天満駅から、天神橋筋商店街へ

夏休みに少しばかり帰省して、ずっと行ってみたかった甲子園の高校野球を満喫しました。その後、次の目的地まで移動する途中に立ち寄ったのが、今回ご紹介する街歩きです。甲子園駅から西九条駅まで阪神電車で移動し、そこから大阪環状線に乗り換え、着いたのは・・

大阪駅の次、天満駅。

天満駅といえば、実は面白そうな町で、ずっと行ってみたかった、天神橋筋商店街がある場所。ということで、そんな街を散策しに行きました。

■天神橋筋商店街とは?

天神橋筋商店街とは、この天満駅から南北に伸びる、延長約2.6kmの商店街です。南から「天神橋筋1丁目」、北は「天神橋筋6丁目」で、すぐ横を走る地下鉄堺筋線で言うと、南森町駅、扇町駅、天神橋筋六丁目駅の2駅間に商店街が繋がっているほどで、「日本一長いアーケード商店街」と言われています。

そして、「天神橋」という名前にもある通り、天神祭で有名な大阪天満宮の近くということで栄えた商店街、とも言えるでしょう。この商店街を歩きながら、南に歩いていきます。

■天神橋筋商店街を歩く

天満駅のホームから見える、「天神橋筋商店街」の文字。
島式ホームの隣にもう1つホームを付け足した形です。
恐らく昔から賑わっていたということでしょうね。
駅の改札を出ると、庶民の歓楽街というムード満点の駅前です。
せんべろの誘惑(笑)。ここはじっと我慢です!
沢山の人で賑わうアーケード。
ここは「天四北」という商店街です。
出た、スーパー玉出!!
ここは先日NHKの番組で密着取材されていました。

長ーい商店街ですが、決して寂れているわけでもなく、かといって(正直)心斎橋の商店街ほど垢抜けた感じも無く、本当に庶民派の商店街が今も活気づいているという感じがとても良かったです。

活気ある商店街。
阪神高速を交差する場所では、橋の跡が。
夫婦橋と呼ばれる橋の跡だそうです。
今は川は流れていません。
天三(天神橋筋三丁目)商店街。
違うエリアに入って来たようです。
大きな道路を渡ると、天神橋筋2丁目。
このあたりが、南森町駅付近です。

■大阪天満宮へ

そして、「大阪天満宮 参詣道」との大きな提灯が現れます。
アーケードの少し東側に、繁盛亭という寄席が。

そして、その南側には、

大阪天満宮につながる参道が。
さすがに立派な神社です。
こちらは、「神武天皇聖蹟難波之碕顕彰碑」という石碑。
神武天皇の舟がここに漂着したという伝説があるようです。
南側のこちらが表参道のようです。
その脇には、天神橋筋1丁目のアーケードが。
長い商店街の起点となる場所です。

■天神橋と天満橋

そして、天神橋筋一丁目から真南に行くと・・
天神橋を渡ります。
天神橋は、中之島の東の端に位置しています。
天満橋駅がすぐ近くに見えます。
そして、天満橋駅前にあるのが、「八軒家浜船着き場」

ここは、熊野街道などの街道の起点であり、京都からの三十石船の終点でもある場所。ある意味舟運と街道との結節点のような場所でした。

実は今回の旅の目的は・・

この船着き場から、舟遊びをすべく、乗船することでした。

舟遊びは、こちらの「御舟かもめ」さんの舟で行く、ドボクな舟遊び。とても楽しいクルーズでしたが、その模様は次回お伝えしたいと思います。

■終わりに

天満橋から船に乗るために、天満駅から歩きました。ここだけ聞くと、降りる駅を間違えたのとちゃいますか?と聞かれそうですが、わざと天神橋筋商店街と大阪天満宮を歩くためにこのルートを行きました(笑)。活気ある庶民派商店街と、天神祭の舞台となる神社。なかなか楽しいウォーキングルートだったと思います。

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