◇八王子さんぽ◇高尾山を歩く④薬王院から山頂を目指す
高尾山の散歩。いろいろな思いの詰まった石碑を巡りながら歩くと、いつもの場所も見え方が変わって、たくさんの発見をすることができています。前回は、ケーブルの高尾山駅付近から、薬王院までを歩きました。
(前回はこちら)
今回は、薬王院の中から山頂を目掛けて歩きます。
薬王院の山門。立派な門です。門をくぐってからも、石碑の数々(笑)。
ここにも、群馬県館林市からのお供えがされている石碑がありました。
本当にたくさんの石碑があります。沖電気工業、秩父開運講に、妻沼高尾講。秩父も妻沼も埼玉県にあります。後ろのほうは、明治や大正にできた石碑も多いです。
おや、北島三郎歌碑、なるものを見つけました。
八王子を代表するスター、しっかりと歌詞を石碑に残してくれています。手をかざすと、歌が聞けるようでしたが、ギャラリーも多いので、やめておきました(笑)。
境内には、天狗の飾りなどもあり、それらを眺めているだけでも時間が経つのを忘れてくれるくらい、興味深いものが多かったです。
山頂に向けてさらに山を登ります。日影になりそうな場所には、まだ残雪が残り、凍結路になっている区間がありました。気を付けてペンギンのように歩きます。小さい子供たちも苦戦しながら歩いていました。
高尾山は、日本一、いや、世界一登山者の多い山だそうです。二階建ての大規模公衆トイレ。こんな施設がある山は他には例を見ないかもしれません。たくさんの登山客を受け入れる大切なインフラ施設です。
高尾山頂に到着。昼食時間帯だったので、実に沢山の人で賑わっていました。
山頂は、人が多すぎるのと、ちょっと先を急ぎたいので、すぐに退散しました。富士山が見えたら最高だったのですが、富士山は残念ながら霞んで見えませんでした。
昼ごはんの代わりに、力団子をいただきました。疲れが吹き飛ぶ美味しい団子でした。
団子を食べながら、若いお巡りさんという曲の歌碑を見ていました。八王子出身の作詞者、井田誠一さんを記念しているそうです。昭和31年の曲だそうで、存じ上げませんでした。ボタンを押すと歌が流れる仕掛けのようでしたが、こちらは勇気を出して押してみたものの、何も鳴りませんでした(笑)。
帰り道も、ケーブルカーが混雑してすぐには乗れそうになかったので、1号路を歩いて下山しました。1号路も途中は結構急勾配になるので、登りも下りもそれなりに負荷がかかりますが、楽しい道中でした。
下山中に、砂防堰堤を見つけました。一大観光地ですが、やはり山麓の渓流は大雨時には暴れ川と化してしまいます。こうした堰堤が、下流の住民の命を守ってくれています。
下山してきました。高尾まんじゅうを食べてしばし一服。
とろろはしという橋。河川改修後に架けられた新しい橋のようです。
高尾山口駅への道中で、こんな角度で京王の電車が眺められる場所があり、密かにお気に入りスポットです(笑)。隣には「京王線なら 乗り換えなしで 新宿まで!」との広告が。お隣、高尾駅でJRに乗り換えたい人が多いためで、最近は有料のMt.Takao号も運転を始めていて、京王も乗客誘致に力を入れているようです。
■終わりに
高尾山の散歩、無事に終えることができました。もう少しゆっくりしたかったのですが、実はもう一つ行きたいところが・・・。
え、どこへ?と思いますが、この高尾山を歩くきっかけは、「謎解きイベント」。謎解きイベントには、実はもう一つステージがあり・・・、その場所は・・・、
滝山城。
これははしごして行くしかない!
ということで、これから滝山城に移動してウォーキング継続です(笑)。
ということで、
つづく(笑)。
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