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【多摩ニュータウン近隣街歩き】⑥稲城市の市街地を歩く

前回の探索で、京王よみうりランド駅から丘陵を登り、よみうりランド周辺を巡りました。今回はその続き、稲城市でも市街地や多摩川のほうを歩きました。

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京王よみうりランド駅前の交差点から歩き始めます。

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駅近くにある、アメリアというショッピングモールに寄り道。駅周辺は大型ショッピングモールができ、便利になって来たようです。

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ショッピングモールの隣にある、三沢川に架かる矢野口橋。やはりフルーツの街をアピールする高欄です。

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三沢川沿いは、親水公園になっていて、賑わっていました。

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親水公園は、気軽に川と触れ合うことができるようになっています。

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多摩川に向かう幹線道路の旧道。今は交通量も少なくのどかな雰囲気ですが、新道が開通するまでは交通量も多かったのでしょう。

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旧道の交差点の名前は、ずばり「読売ランド入口」。今となってはここから遊園地に行く人はいないでしょうが。

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少し歩くと、JR南武線、矢野口駅に到着。高架化された駅です。

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矢野口駅前に架かるJR南武線の矢野口架道橋。立派なコンクリートアーチ橋です。

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少し歩くと、多摩川の河原に出ました。対岸は調布市です。

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多摩川原橋を渡ります。

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【多摩川原橋(Ⅰ期線)東京都 1997年3月 飛島建設株式会社】
【多摩川原橋(Ⅱ期線)東京都 2004年6月 川田工業株式会社】
Ⅰ期線にあった主桁の格点補強部分がⅡ期線では無くなり、コストダウンが図られたようです。

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多摩川原橋の隣には、水管橋があります。
【1968年5月 東京都水道局建造 株式会社酒井鉄工所】

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川の真ん中に水道管の空気抜弁がありました。和歌山で崩落事故があったばかりなので、維持管理のことについては今後さらに重要なテーマとなるでしょう。

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橋脚のスパンによって少しずつアーチの形状が異なるようです。

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デザインマンホール。マグナムエースというキャラクターだそうです。

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JR南武線の高架橋に沿って歩きます。少しアーチのような形をしたラーメン高架橋が特徴的です。

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高架下の水路横断部分に、地上を走っていた時代の南武線の遺構と思われる橋台跡を見つけました。南武線は、現在線の直上に新しい線路を作ったようです。

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稲城市の多摩川沿いは、用水路が多数あります。ここは南多摩駅付近から続く、大丸用水が何本かに分かれて田畑を潤していました。

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旧川崎街道という名前に惹かれて、こちらを歩きます。

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道しるべがありました。道しるべには、「東 河崎道 西 八王子道」と書かれていました。昔は八王子が大きな町だったのですね。

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トタンでおおわれていますが、いかにも古くて立派なお屋敷もありました。

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石橋供養塔という名前に惹かれました。こんな石碑等がたくさん残っているのも素敵なものです。

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稲城長沼駅に到着。

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高架下のいなぎ発信基地ペアテラスに寄り道しました。デザインマンホールがあったり、稲城なしのすけ君の紹介があったり、なかなか楽しい場所でしたが、混雑していたので早めに退散。

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ガンダムのマンホールも駅前で見つけました。

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ここから京王線の稲城駅まで、青渭通りという細道を歩きます。

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青渭神社が、東京の梨の栽培の起源だそうです。

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立派な石碑がありましたが、これらは日露戦争から太平洋戦争までの戦没者の慰霊碑のようです。

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南多摩尾根幹線道路と鶴川街道の分岐点に到着。交通量が多く、渋滞する場所です。

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三沢川のすぐそばに、長沼城と法恩寺がここにあったということを記念する石碑がありました。区画整理事業の際に設置されたようです。

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三沢川に架かる、亀山橋を渡ると、目的地、稲城駅はすぐそばです。

【終わりに】
稲城市の平地側は、JR南武線沿いの大丸用水が流れるのどかな田園地帯が宅地化されたエリアです。新しい道路や高架の鉄道が走りますが、用水路に水が流れ、時折古いものを見つけることができる、のどかで楽しいウォーキングを楽しみました。これで稲城市の散策が終わり・・と思ったら・・・。もう一度山側を歩き、さらには多摩ニュータウンのエリアを歩いたら、さらに魅力たっぷりのところを見つけました。それらは次回お伝えしますが、市街化された山林や農園などが混ざった不思議な田舎町のような(笑)、稲城市、すごく魅力的な場所だと思います。

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