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【多摩ニュータウン近隣街歩き】⑦稲城市の里山を歩く

 たまたま謎解きイベントに参加するために稲城駅前を歩き始め、よみうりランド周辺や、稲城長沼駅前など、普段行かない稲城市周辺を歩き回っています。住宅地に梨畑が混在する不思議な魅力がある街、新鮮な思いで散策を楽しんでいます。
(前回の探索は、こちら)

今回は、稲城駅から、山のほうに向かって歩き始めました。また違う顔の稲城市が見えてきたので、その模様をお伝えしたいと思います。

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スタートは、稲城駅の線路沿いを、若葉台駅方面に歩き始めます。区画整理によってできた整然とした駅前から、途端に昔ながらの街並みに変わる場所があります。

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10両編成の電車が停まるホームの先端と、昔ながらの街路。バックには武蔵野貨物線が通ります。

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武蔵野貨物線の高架橋。立派な構造物です。

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京王線のカルバートをくぐると・・・、

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妙見寺というお寺にたどり着きます。

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立派なお堂のあるお寺です。

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妙見寺の参道から分岐して、北辰妙見尊の石段が続いているので、そちらを歩くようにしたいと思います。

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石段の上からは、稲城市内を一望することができます。

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明治時代から続く神社のようです。

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と思ったら、さらに高いところまで石段が続いています。

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大正時代に建てられた、石段再建碑がありました。関東大震災で被災したのでしょうか。

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神社の上には、筆塚などもあり、不思議な空間でした。神社からさらに続く山道があり、そちらから大きな歓声が聞こえてきます。

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神社の上から垣間見える、都心方向。とてもきれいな景色です。

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たどり着いたのは、遊子の里山という場所。里山に触れ合うことのできる施設のようです。この日は保育園児たちが親子で里山を楽しむイベントが開かれていたようで、たくさんの親子連れがいました。

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炭焼きのにおいがしたり、工作や山歩きを小さな子供たちが楽しんでいました。

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西側には、見えにくいですが、丘の上から富士山が見えていました。

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行きとは別ルートで山の下へ。畑が広がっています。バックは多摩ニュータウン。都会と田舎が混在するような風景です。

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坂道を下ってくると、再び稲城駅近くへ。

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お昼ご飯は、京王線の駅から見えていて、前から気になっていた素敵なお店、イナキッチンさんでタコライスをいただきました。美味しかった。

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再び駅近くを歩きます。今度は武蔵野貨物線に沿って歩くことに。高架下が見える道路から撮影。なかなか不思議な光景です。

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稲城駅付近は、とても古そうな看板があったりと、不思議な雰囲気。

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百村入谷戸児童公園は、なぜか周囲より低い場所にあります。洪水時には遊水地になるのでしょうか。

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ちょうど貨物列車が通過していました。近くで貨物列車を眺めるのはすごく迫力があります。

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稲城駅のすぐ近くに、短いトンネルがあり、少し地上区間を走った貨物線は、この南側から長いトンネルに入ります。

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武蔵野貨物線沿いに鶴川街道まで出てきました。交差点に「石敢當」と書かれています。沖縄を中心にみられる、交差点の魔除けのようなものだそうです。

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【新田橋 昭和48年7月】

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三沢川。このあたりも直線化された都市河川になっています。

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砂場の橋。不思議なネーミングの橋です。

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川と斜めに交差するので、非常に広い橋です。

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三沢川に架かる、鶴川街道の神王橋。交通量が多い場所です。

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ここから上り坂の道を歩きます。どうやら鶴川街道の旧道のようです。

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こうやって見ると、稲城は坂の多い街です。

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石段を上がると、立派な石碑が。墓地に隣接した、戦没者の追悼碑のようです。

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坂を登り切ると、ニュータウンの住宅街に達します。本当に変化に富んだ街だと思いました。今回のご紹介はここまで。次回は稲城市の多摩ニュータウンエリアを案内します。

【終わりに】
稲城の町からしばらく歩くと、魅力的なお寺と神社があり、裏山に素晴らしい里山があり、親子連れで思い思いに楽しんでいる姿が印象的でした。都会の中に残されたオアシスのような存在であり、これからも大事にしていきたいと思います。

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