歯茎ポケットにズリが挟まって取れない
この記事を書き始めたとき、残業Weekに突入してから2週間が経過しようとしていた。(投稿するまでに時間がかかってしまいました。申し訳ございません。今は残業Weekを無事に脱しております。)繁忙期を実感する毎日で、どこから、誰が作り上げているのか、やってもやってもどんどん仕事が湧き出てくるやつです。定時で帰してくれよ〜んと心の中では常に叫んでいる。ちょっと残るようになると、残ることがデフォルトになってしまい、頑張り屋さんな性格のせいで、自分で自分の首を絞める。定時で帰れない日が続いてくると、モヤモヤとしたストレスたちが蓄積されてきた。
去年の秋、ストレスを放置した結果、涙が止まらなくなった。毎日、「生理前やから仕方ない」と自分を騙しながら目を腫らして、生きるためのお金欲しさだけになんとか職場に通っていた。
ふと、今まで(コロナ前)はどうやってストレスを解消していたのだろうと思った。
何をしてたっけな?
あ。
思い出した。
音楽だ。
演奏するのも、聞くのも大好きだった。
小さい頃から飛び抜けた才能はなかったけど、いつも何かしらの音楽と関わってきたのである。
(音楽遍歴をまとめても面白そう)
嫌なことがあれば布団にこもって歌うし、好きな曲を大音量でリピート再生する。
こうすることで、私が私に戻るのだった。
パンク最強説を唱えたいけどうまく表現できない
PunkSpringが復活するというニュースをラジオからキャッチした私は行かないという選択肢はなかった。コロナ禍でずっとずっと我慢していたモヤモヤをようやく爆発させるときが来たのだ。
PunkSpring 2016に行ってから7年も経ち、ライブに対するブランクもあるし、歳も取ってしまった。もうあの頃のように若くないし、動けない。
それでも、会場に入った瞬間一気に青春を取り戻した。
パンクの雰囲気に思いっきり酔えたのです!
ちなみに今回の私の推しはSimple PlanとSum41というカナダのバンド。(あいにくSum41はキャンセルでした。悲しみ。)
どの曲のどういったところが好きで...というのは説明されても誰も興味ないと思うので省略させていただこう。
パンクは社会の理不尽さとか、日頃の小さなモヤモヤをエネルギーに変えてぶつかり合う感じがする。音楽の曲調とか、派手めな熱いパフォーマンスも好みだけど、それ以上に考え方とかカルチャーとか魂の部分が結構刺さる。パンクは私の憧れであって、なれそうにないけどいつかはなりたい自分である。錯覚を起こしているのかもしれないけど、その場では私もその空気の一部となれている気がする。息をして、飛んで、叫ぶ感覚が最高に心地いい。
訳のわからないことを熱く語ってしまった。
マイパンクブーム到来の歴史的瞬間
私のパンクブームの始まりは突然だった。
高校生の頃、特定の推しが存在しなかった頃の話に遡る。
以前にも書いたかもしれないけれど、何回か同じことが続くと運命を感じるような脳の設計になっている人間である。影響を受けやすい私は、たまたまバンドをテーマとした邦画を立て続けに見た。タイトルも内容もうろ覚えだが、バンドマンに恋するラブストーリーだったと思う。映画を見終わった後は、ヒロインになりきり症候群を発症し、相手役の俳優さんに恋をした。
他にも偶然が重なり合って、気付いたらバンドというものに興味を持っていた。気になる音楽はすべてバンドに変わり、バンド以外のグループはかっこ悪いとさえ思っていた。
(たしかその頃、アニメ「けいおん!」も人気絶頂だったな...)
ある日、(これが1番の転機)友だちのお父さんの会社の人から回ってきたというチケットを片手に、ライブを見に行くことになった。
はじめてのライブハウス。
当時、高校生だった私はとにかくドキドキしていた。
実際行ってみると、タバコ臭いし、なんとなく怖くなったけど、煙で目がやられて目をしばしばさせながら後方で楽しんでいた。
普通に生活していると大きい音を聞く機会なんてほとんどないし、ライブハウスの音量の迫力にもびっくりした。
その日、何組目だったかのバンドが始まった瞬間にビビッと来た。
あの日の感覚、ステージの光景は今思い出してもエモい。
これがマイブームの始まりで、この後パンクに沼にどっぷりと浸かってしまったキッカケである。
↑私の青春を語るうえで欠かせないバンド