オンライン説明会（渋渋）

４校目は渋渋。私はお受験について調べるまで名前を聞いたことがなかったのですが、都内私立共学校としてはトップの偏差値で帰国子女受け入れ校なんだそうです。なんかやたらと進学実績も良いです。これは説明会を聞かなくては。

説明会の動画が今まで見た中で一番ちゃんとしてます・・。これが私立トップ校の実力か・・！この動画のクオリティと実際の学校の雰囲気がどの程度一致しているのかは前から疑問だったのですが、もしかするとだいぶ一致しているのかも・・と思わされた今回の動画。うーむ。

帰国生の割合は１割程度で、これはゴリゴリの進学校ですね。女子に人気が高く、入学者の男女比を保つためちょっと調整しているようなのですが、それで女子５５％、男子４５％だそうです。そういえばICUはほぼ女子高のような雰囲気でした。あれは調整してなかったんでしょうね。調整しないと帰国子女が集まるような学校は女子高化するんでしょう。

校風は自由。制服はあります。グレーの制服で、まあ可愛いと思えます。校舎がビルのような感じで、地下１階から９階まであり、生徒もエレベーターで移動するらしいです。渋谷のど真ん中にあるんですからしょうがないですね。

帰国子女が多い学校だけに理系が弱いかなと思っていたのですが、意外と高校二年で理系と文系に分かれるときの割合は半々だそうで、理系男子でも問題ないような気がします。実際のところどうなのか分かりませんが、学校のアピールとしては理系も大丈夫とのことでした。

さらにさすが帰国子女受け入れ校で、海外大学進学者も毎年一定数いるため、そのサポートがきちんとあるとのこと。奨学金の案内や、願書を手伝ってくれる外国人教員、先輩の体験談・・うちは海外進学を選択肢に入れたいため、こういうのは大変助かりますよね。

この学校は敷地の狭さや校舎を問題視するご家庭でもなければ、他に特に欠点ないですね。あとは塾へ通っている生徒が多いとか、進学実績を見ると浪人の割合が多いとか、聞いたことがありますが、昨日の洛北高校付属中のような土曜も授業のある面倒見の良い学校とは対照的に、かなり放任なんでしょう。入学時の偏差値が高い生徒ばかりなので、それでも進学実績は落ちないのでしょう。自分の子がそれでやっていけるか考えないといけません。

副校長先生が「私立にはいろいろな校風の学校があります。家風と校風が合うところを選んでください」と仰っていて、これには、そうだよなぁ・・と頷きました。うちのようなシングルマザーで帰国子女という世間からみたら一般の日本人家庭とはちょっと違う雰囲気の家庭が、入って息苦しくない学校を選ぶことはかなり重要なのかもしれないです。

今までは学校選びの条件は、①共学②SSH③できれば公立④中高一貫⑤海外進学もできる⑥進学実績がある程度以上よい、くらいだったのが、⑦家風に合う（自由な校風）、というのも入れるべきのような気がしてきました。一方で、SSHであることは偏差値の良い学校であればそこまで重視することもないのかもしれません。４校目にして、自分の基準が少し変わってきました。

今度は地元で一番偏差値の高い公立中高一貫を見てみようと思います。