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偏頭痛の予防法(フランス編)

30代前半から痛みの酷い偏頭痛持ちなのですが、その治療や予防の変遷を書きます。前に初期のころ原因だったことと、それに対して心がけていたことを書きました。

その後フランスへ行き、どうも偏頭痛の頻度が増してきて、時には二日連続で偏頭痛になることもあったので、かかりつけ医に言って初めて偏頭痛用の頭痛薬を処方してもらいました。アマージという薬で、トリプタン製剤の中でも長時間持続する薬らしいです。それまでは市販の頭痛薬を使っていましたが、偏頭痛用の薬を使うようになって、本当の偏頭痛持ちになったような気分でした。

とはいえ、やはりお休みの日になるという特徴は変わらずで、仕事に支障はありませんでした。空腹やコーヒーを避けたりしながら付き合っていました。

あるとき海外で偏頭痛が増えるというケースがけっこうあるらしいとネットで発見し、どうも日本で毎日のように食べていた豆腐に含まれているにがり(マグネシウム)が欠乏するかららしいと書いてあったので、マグネシウムの重要性に気づきました。確かに、マグネシウムは肉からも取れるようですが、その他日本で食べていたアサリなどの貝類も食べる頻度が減りましたし、食事からとる量が減っていたようです。

フランスにはマグネシウムが豊富に含まれるミネラルウォーターが売っています。コントレックスは日本でも買えますが、それより味も硬水っぽくて飲みにくくマグネシウムの容量が多いものが幾つもあります。それは子どもが便秘になった時に飲ませるのよ、と以前フランスママさんから教えてもらっていたので、そういう時にだけ買っていましたが、自分のマグネシウム補給用に意識して飲むようになりました。よくよくボトルを見ると、女性におすすめと書いてあるミネラルウォーターもあって、生理で血液を失う女性は慢性的にマグネシウム不足だからこのミネラルウォーターを日常的に飲みましょう!と。偏頭痛持ちでなくても、意識してフランス女性は摂取しているのですね、きっと。

薬局に行くと、ビタミン剤にマグネシウムが入っているものが多いのにも気づきました。ある時店員さんにビタミン剤くださいと言うと「頭は大丈夫?」と言われて、どういう意味かなと返事にとまどったところ、店員さんが笑ってメンタルが落ち込んでないかどうかをもう一度聞かれました。マグネシウムは気分の落ち込みややる気の出ない感じにも効くらしく、それならマグネシウム入りのビタミン剤が良いよとお勧めされたので、重要な栄養素として認識されているんだなと思いました。

なるほどマグネシウムかと気づいてからは、アーモンドを食べたり、ビタミン剤やミネラルウォーターで積極的に取るようにしました。少し効いたような気がします。それと、フランスに行ってからよく出るようになった期外収縮にもマグネシウムが効くらしいので、一石二鳥でした。

しかし、加齢に伴って少しずつ変化しながら偏頭痛はその後も続いていきます。日本に帰ってからのことは、また今度書こうと思います。

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