2024読書上半期

今日で半年終了なので読書記録でも⬇️

昨年知床でヒグマを目撃してから関心が止められず、2024年はヒグマからスタート。
しばらく色々読み漁ってた昭和史も引き続き。
森達也どハマりスタート。前から好きだった千早茜も集中して読んだけど、直木賞受賞の「しろがねの葉」は流石だった…!!
歴史、食文化。長寿食世界探検記、はめっちゃ面白かった!!
脳のゴミを洗い流す「熟睡習慣」コレはかなり役立ちました。
スマホ認知症の恐ろしさ…早めに依存から脱却した方がええで…
だんだん森達也だらけになってゆく笑
「A」はドキュメントと並行して読みました。クマに会ったらどうするか、を読むのは数年ぶり2週目です。クマは会いたくないけどどんどん好きになる🧸
この6冊は全て最強クラス。森達也はどれもすげーすげー言いながらため息つきながら読み倒してます。「死刑のある国で生きる」は、死刑関連の本を何冊か読んだ私でも相当タメになる視点の内容でした。朽ちていった命、は被曝の恐ろしさが分かる治療記録。


今真面目に向き合いたいイスラエルパレスチナ問題。
これ、どちらも良かったです。
左はハマス襲撃前に出たものだけど、公平な目で深く歴史を掘り下げているところが良い。
右はわかりやすく尚且つ必要なことは抑えられてるので入門に良い。
歴史と世界が深く広く絡んだ、本当に難しい問題。

昨年からの読みかけを読み切ったものも数冊含めて38冊でした。

うち10冊が森達也。
信者、と言われそうなレベルですが基本誰も盲信はしてないです笑
(タイムリーにオウム真理教の「A」シリーズも読んでるところですが)

しかし、今自分が知りたいことや気付きたい、学びたいことがドンピシャで詰まっているので鼻息荒くしながら大興奮で読んでます(ハイ。変態です)


今年のベスト候補

「しろがねの葉」千早茜
いまのところ数少ない小説部門ではダントツです。
前から千早さんはラストで感動するよりも「経過」が好きな作家さん、という感じだったけど、この作品はもうラストでもガッツリ掴まれて震えました。
どうかな、これは女性だから感銘を受ける部分もあるのかもな。

「脳のゴミを洗い流す熟睡習慣」奥村歩
内容全てが納得!ではないのだけど、スマホ依存による若年性認知症の危惧など知れてよかった事が多い。
この本をきっかけに何冊も同時進行で読むのをやめました笑
沢山の情報は脳の暴飲暴食、か…
無意識や寝る前までスマホ、注意しよう…


「長寿食世界探検記」家森幸男

栄養を学ぶのにもコレは面白かった!
その国の食文化と病気や寿命などの傾向を世界を旅して調査するもの。
様々な風習があるので大変だったようだけど、よくここまで調べたな、と。
マサイ族の採血は命懸けだったらしい笑


「死刑のある国で生きる」宮下洋一

死刑制度などに関心がある人は絶対オススメ。
世界各国の死刑制度や死刑を廃止した国での治安の現状など、日本と比較してどうなのか?というのが広い視点で書かれていて、ますますこの問題の答えが出なくなる感じ。

「イスラエル 世界でもっともやっかいな問題」ダニエル・ソカッチ
イスラエルの歴史が公平な目で掘り下げられてるのは良かった。
なるべくどちらかに寄らずにありのままを知りたい。
その上で平和への希望を探していこうとする感じですね。


「クマにあったらどうするか」姉崎等
アイヌの熊撃ち猟師のインタビュー。読むのは2回目だけど、クマに惹かれたのちに読むと以前よりワクワク感が増します。


あとは10冊読んでる森達也は選べません
ゆくゆく、どこかで感想文でも書こうかと。
世界の見え方や価値観が怖いくらいめちゃくちゃ変わる。
怖い笑
そして面白くてゾクゾクする(ハイ。変態です)

とりあえずオウム真理教を追ったドキュメント「A」シリーズはあと2冊読み切りたい。


自分のコピーロボットを作って一日中読書させたい、と思うくらいには本が好きで読みたい本がざっとあと20冊くらいはあります。

沢山本読むためだけに長生きしたいとすら思う笑

音楽も読書も、没頭できる事があるって良いですね。


書斎が欲しい!!(切実)

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