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インド旅行記2

コルカタに数日間滞在し、寝台列車でバラナシに向かう。

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初めての異国の地で、初めての寝台列車ということもあり少し緊張していた。一度乗ってしまえば、9〜10時間は自由に体を動かせないことも原因の一つ。出発の時間まで少しあったので、駅のフードコートのような場所で、そこで買ったご飯と、街で買ったオレンジのような柑橘系の果物を食べた。

電車に乗り込んで寝袋に入って、3段ベッドの一番上で寝る。夏の夜だったが、窓も開いていてちょうど良い気候だ。寝返りをうてば落ちてしまうのではないかと心配しながら、寝心地が良いとは言えないベッドで眠る。

ひと眠りして起き上がると、私はどうやら食べ物に当たったらしい。寝台列車のトイレに駆け込み吐き気と腹痛と戦った。詳細は省くが、辛い以外の言葉は当てはまらない。死ぬかと思った。
バラナシの駅から、宿までリキシャに乗って運んでくれたインド人の兄ちゃんは、ボロボロの私からぼったくることもなく、通常よりも安い値段で良いと言ってくれた。運転手と私のパートナーが、乗っている間も終始心配そうに声をかけてくれて、優しさが身に染みた。

ようやくバラナシに着いたが、街を観光できるようになるのは3日後だった。
3日間はまともに物を食べれなかったので激痩せして、ほおがコケた。


体を動かせるようになってから、宿を変えた。今までの宿はエアコン付きで屋上にご飯屋さんもあり、快適だったが予算的に厳しいのだ。

そこからバックパックを担いで少し歩いた距離にある宿に移る。交渉して、少し安くしてもらった。宿主から、「サルが多くてよく荷物を持っていくから、窓の近くに貴重品を置くなよ!」と注意されたがその通りだった。

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可愛いけどちょっと怖い。毎日ベランダにくる。


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バラナシの街には、牛がたくさんいる。バイクやリキシャなどが通っても微動だにしない。狭い道の向こうから牛がやってきて道を譲ることも何度もあった。

バラナシはガンジス川が人々の生活の一部であることでも有名だが、町全体も迷路のようになっていて、とても面白い。細く入り組んだ道にある、葉タバコの小売店や雑貨屋など、歩いているといろんな出会いがある。

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お気に入りのカフェも見つけた。

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ここもやっぱりwifiフリー。

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クレープとヨーグルト。蜂蜜をかけて食べる。

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ガーリックトマトトースト。トマトとニンニクはほぼ生。

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ここでもハンバーガーを食べた。ハンバーガーにハズレはないので安心して食べられる。インド料理に飽きたらおすすめ。

次回はついにガンジス川。

ありがたや〜おいしいデザートを買います。