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光回線の選び方|1ギガ回線だったらどこも同じなの?

光回線を契約しようと、公式サイトをみても、どこも通信速度は1ギガ(1Gbps)としか書かれていません。

○○光も××ひかりも、どれも1ギガだから、料金が安いところを選べば正解でしょ!?

ほとんどの人は、スマホキャリアと光回線を合わせるのが正解だと思うはずです。

しかし公式サイトに書かれている1ギガという通信速度は、理論値であり実測値ではありません。
(理論値=がんばって1ギガ出せるようにしますね!の数値)

なので同じ1ギガでも、通信会社によって実測値はバラバラなのです。

どうして通信速度が1ギガ出せないのか?

通信速度は様々な影響を受け、実際に使える速度は遅くなっていきます。

・プロバイダの処理能力が弱い
・たくさんのユーザーが使っている
・光ファイバーが細いルートがある
・自宅のPCやスマホが古い
などなど。

その中でも、プロバイダとユーザー数が大きく通信速度に影響を与えます。

例えば、100人までしか処理できないプロバイダがあったとします。

でも、ほかの会社よりも月額料金が圧倒的に安かったとします。

普通の人なら、1ギガ使えるし料金も安いし、ここに決めた!と思いますよね。

当然、ユーザーが集まるので、200人集まったとしましょう。

でも処理能力は100人までなので、残りの100人は処理しきれず、通信の交通渋滞が起こってしまうわけです。

すると、1ギガで流していた通信がだんだんと遅くなり、「あれ?1ギガなのに、実際の速度は50メガしか出てないじゃん!」という現象が起きてしまうわけです。

1ギガで使えないのは詐欺じゃないの?

光回線って1度契約すると、2年縛りとかの契約期間があるので、遅い回線だ!って発覚しても、ガマンして使うか解約金を払うしかなくなります。

これって詐欺じゃないの?だって1ギガって言ってるのに、実際は50メガなんでしょ?と思ってしまうのもわかります。

でも、ちゃんと光回線の公式サイトに、「1ギガはベストエフォートです」って書かれちゃってるんですよね。
(ベストエフォート=最大限に努力した通信速度)

ドコモ光

ベストエフォート(ドコモ光)

auひかり

ベストエフォート(auひかり)

ソフトバンク光

ベストエフォート(ソフトバンク光)

というわけで、1ギガ使えなくても詐欺にはならないわけです。

どうしたら実際の通信速度が調べられるの?

実際の通信速度を調べる方法は、光回線を契約して使ってみるしかありません。

・自宅周辺の光ファイバーの太さ
・基地局の強さ
・基地局が抱えるユーザー数

これらが影響し合って通信速度が決まるので、実際に自宅で使ってみるまでは本当に速いのかはわかりません。

「じゃあ、光回線の契約は賭けじゃん!遅かったら泣き寝入りなわけでしょ?」

しかし、通信速度のアタリをつけることは可能です。

光回線各社のユーザーが通信速度を調べているので、その数値をまとめて光回線の本当の速さを算出できるのです。

各ユーザーが持ち寄った通信速度の平均値を確認することで、光回線各社の力が判断できるんですよね。

でも実際に各社の速度をまとめるのは面倒だ!簡単にわかる方法はないの?

そんなご要望にお応えするため、僕のブログで光回線の通信速度をランキング形式にまとめました。

このブログを読んでもらえたら、どの通信会社が速いのか?おすすめの通信会社はどこ?という疑問が解決します。

最後に

新型コロナウイルスの影響で、今までネット検索しかしなかった人たちもテレワークの機会が増え、通信速度にこだわるようになってきました。

僕も自宅ではネットをあまり使わなかったので、スマホのテザリングだけで十分でしたが、さすがにテレワークが始まったので光回線を契約したくらいです。

それなのに、オンライン会議で切断しまくり。ファイルもなかなか開かない。挙句、お金だけ取られていく。というのは避けたいですよね。

光回線は今後、仕事や生活の基盤となるインフラになっていくと思いますので、しっかりと見極めた上で契約していきたいものですよね。

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