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教育業界からIT企業に移って思うこと

は じ め に

はじめまして けんこうなほうし と申します

元々受験メインの学習塾に6年勤めており、
去年からIT系の勉強をし、
今年IT系(ゲーム系)の会社にアルバイト入社した者です

転職活動の面接で
教育からITってかなりの軸ずらし転職だねってよく言われました
ここら辺の話は後日記事にしようかと思っています

さて、今回は実質サービス業の側面を持つ教育業界から
IT企業に仕事を変えて思ったことを書いていこうかと思います

今教育業界で働いている人、
今IT業界で働いている人
あるある〜
ないない〜
と心の中で叫んでいただければ幸いです。
では行ってみよう

職場の人めっちゃ声ちっちゃい

自分の職場は従業員がかなり多いオフィスで400人くらいいます

サービス業をやってからIT企業に来て思ったのは
従業員の声の小ささ
別に否定しているわけではないのですが、あまりに声の小さい人が多くいて
最初は無視されているのか・・・と思いました・・・。
ちょっと経って職場に馴染んでから何人かに聞いてみたんですけど
声の小さいパターンは3つかなと
1人見知りで恥ずかしいから
2寝不足で声量が足りない
3接客業でもないし面倒
完全に諸説ありますがこんなところかと

正直、お客さん相手に仕事をしているわけではないですから
元気に挨拶したところであんまりメリットが享受されない模様

もちろん中には元気な笑顔で挨拶する方もいらっしゃいますが
返事がないのでその挨拶は虚空に消えます

そして慣れてきたのか自分もだんだん声が小さくなっています・・・

シャイだけど穏やかな人が多い

男性も女性も静かな人が多いです。
高圧的な人もおらず、欠勤した次の日は社員さんから声をかけてくれたりと優しい職場です

とはいえ、叱る場面もあるようですが
どうも怒り慣れてない人が多い印象です
穏やかな人たちだからこそ、怒ると叱るの区別がついていない
スネるというかイライラするというか子供っぽい怒り方な印象です

ゴリゴリのツーブロック
胸板!漢磨き!男性ホルモン!って感じの体育会系な人はごく少数です。

学習塾ではというと・・・?

講師といえば、教卓から奥の席まで声を響かせるように声を張らないといけない仕事です

塾の受付でも元気な声で保護者に挨拶しないといけません
だってサービス業ですし。
愛想の悪い態度を取ったら口コミに書かれてしまいます。
そんなこんなで、教室やエリアによったら接客の研修もあったりします。

自分も新卒の頃、研修でマナー講師にみっちり修行させられました・・・
笑顔を保ったまま、「おはようございます!!!^^」
「ラッキー、ミッキー、クッキー、ウィスキー!^^」
これは母音のiの音は口を横に笑顔のようになるからだそうで、イで終わる言葉を連呼させられたり
お辞儀の角度は45度!!的な典型的な奴をやらされました

もちろん声の小さい先生もいましたが、
そのタイプは生徒たちを静かにさせて聞き入るようなトークでもっていく工夫をしていました。

これも人によるんですけど、基本塾で働く人って子どもと接するのが好きだったり保護者とお話しが得意な人が多いんですよね。
だからか、明るい人だったりハイテンションな人も多くいます
もちろん、クール系な方もいますけど基本的に接客の研修を受けているので最低限の声量は担保されているってわけです。
※筆者はグループ指導メインで働いていました。個別指導の先生も性質が若干違うので一概に全員明るいとか接客が得意というわけでもありません。

主語がでかくて恐縮ですが、塾の先生は比較的感情的で気分の浮き沈みが激しい印象です。
逆に大人しい人や協調性の高い人は精神が病みやすい職場にはなっています。

ライスワークとして働いていて有給・欠勤しても怒られない

みんな休むの大好き❤️

そもそもライスワークとは?

ライスワークとは、生活のために行う仕事を指します。主に収入を得ることを目的とし、自身の情熱や興味と関係なく選ばれることが多いです。生活費を稼ぐために必要な仕事であり、多くの場合、個人の自己実現やキャリアの発展よりも経済的安定を重視します。ライスワークに従事する人は、必ずしもその仕事に対して情熱を持っていないことがあり、仕事自体が単なる生活手段となっている場合が多いです。

チャットgptより

いい意味でIT企業での仕事に生きがいがないというか
スキルで食っている感じ。

こっちの業界に移って良かったのは
みんな休日が大好きなこと

さらには誰かが休んでも代わりに他の人が仕事を巻き取ってくれるから
気兼ねなく休めるんですよね
お互い様なので、自分も誰かが休んだらその人に仕事代わりにやってます
※IT系も病む人多いってのは職業訓練校や転職活動で聞いているのでその辺は職場によると思います

ワーカホリックな塾業界

ずっとIT畑で働いている方からすればどゆこと?と思うでしょうが
塾業界だと、なかなか休めないんですよね

休むとなると自分の代わりに授業をする先生を探さないといけなんですよ。
大体の上司は、
「休みたいなら自分で代わりの先生見つけてこい」
のスタンスです。
※筆者の退職前最後の上司は休みたいっていったら謎の人脈で先生を手配してくれてありがたかった。

また、休むのが悪的な発想の頭のおかしいおじさんも多くいて
若手が有給を取ろうとすると
「君が休んだ分、誰かが辛い思いをするってわかって休んでね」
「休む理由より働く理由を探してほしいな」
「私たちは疲弊しきってますから、あなたはゆっくり休息してください」
「あー僕も休みたいなぁ。もう特別講座と保護者会あって20連勤なんだけど。。。」
と皮肉・嫌味たっぷりに言われることは多かったです。

こどものためが罷り通っており、なかなか休めない業界だったからこそ
今の職場は気兼ねなく休めて気楽です

隣にいるのにチャットで会話する

これも衝撃な文化ですよね
まじで至近距離なんですけど、基本チャットで仕事のやり取りをするんですよね
これのメリットは
言った言わないを防げる
基本的にオープンチャットなので、休んでもすぐに情報共有できる
と至れり尽くせり

これもあるあるだと思うんですけど
チャットで一つ質問したら
50くらい親切に返してくれるんですよね
ぶっきらぼうなおじさんだなと思ったら
めっちゃ絵文字使って優しい言葉遣いな人もいてほっこり。

とはいえ直接聞いた方が早いときもある

入社したてのころは、新人はほったらかしにされがち
チャットで質問しても返事がないこと多いんですよね
イヤホンをしている人が多いから話しかけづらいんですけどね

チャットベースでの注意は冷酷に感じる

何かやらかした時や、注意喚起の時は事実ベースで叱ってくるので
グサグサ刺さります
ひろゆき氏に論破されるってこんな感じなのかなと

お わ り に

ひとまず今日はこんなところで。
偏見と母数1の体験談、主語のでかい話でしたが
あるあるはありましたか?

本論で色々いいましたが、
別の業界に来た身として、
今までの文化や自分のスキル価値観がぶっ壊されたり、大切にしたいことを再確認できます

一つの業界でスペシャリストもいいですが
風のままにいろんな業種を歩くのも面白いです
だって人生は一回きりですよ
せっかくなら聞いて感じて考えたいところ

では。またどこかで!




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