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ライターが学ぶべきは、技術力ではなく「感動力」だ!『伝え方が9割』

感動力!とは。

noteに投稿される方は、伝えたい内容を、文章に起こすことができるでしょう。
ただ、それが「人に読まれるか」となると、また特別なスキルが必要なものです。

長い文を書いたところで、それを全て読んでもらえるとは限らない。

ならば伝えたい部分だけを
簡潔に・印象づける・興味を惹ける文章が書けたならば。

そしてその技術を、天性のセンスではなく、学びで身につけることができたなら。

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こんにちは。しいらと申します。
いかがでしょうか、今回のタイトル。少しは興味を惹くものに出来たのでしょうか。

『伝え方が9割』佐々木圭一

今回読んだ本はこちら。
タイトル通り、相手にどのように伝えるのが効果的か、という技術をこれでもか!と凝縮した一冊です。

冒頭のとおり、この本では「読まれるための文章」にするためのテクニックが学べます。

本で学んだ技術も、いくつか使ってみました。
興味を持ったあなたにここまで読み進めていただけたならば、この本は我々のバイブルと言って良いでしょう!

本の内容は至ってシンプル。
テクニック→説得力ある解説→活用例
となっています。

どれも簡潔でわかりやすく、すぐにでも実践で使えそうな技術ばかりです。

折角なので今回は本に習って「簡潔に、読まれやすい文章」を目指しながら、そのテクニックを紹介したいと思います!


1.テクニックはただ一つ!「言葉にエネルギーを与えること」!

ただ、思ったことをそのままつらつらと。
誰かに呼んでもらうことを気にしない、自由作文であればそれでもいいでしょう。

ですがここはnote。
どうせ書くなら読まれたい!

読まれる文章とは、相手を引き込むエネルギーを持っています。
なので、伝えたいポイントに“エネルギーを注ぐテクニック”さえ使いこなせれば、
文章はグッと魅力的になるのです。

エネルギーを持った強い言葉を作る技術は、本の中では五つ解説されています。
中でも使い勝手の良さそうな二つを活用しながら、紹介したいと思います。

学ぶべきは技術力ではなく、感動力だ!

今回のタイトルに書いたこちら。
ここにもさっそく、本にあった技術を使っています。

①「BではなくAだ!」


まず、Aが書き手の言いたいことです。
そして、Aと真逆の言葉Bを、先に配置します。

これで、右から左へ一気に突っ走るような、強いエネルギーになるそうです。
本にあった例をあげるならば「考えるな、感じろ」などですね。

②感動は自分ではなく、相手にさせる


こちらは本の中で一番「へえ!」と思わされたテクニック。
「!」などのサプライズキーを入れると、それだけでエネルギーが含まれます。
そして、そのサプライズをつけるポイントは

相手に感動を与えたいタイミング

だそうです。

感動力が大事なんだ!と言い切って
「そうなのか!」と思わせたい。

そのタイミングに「!」と、大声で張り切って言うわけですね。

2.大事なのは、レシピを学ぶこと


実際に読んでなるほど!と思っても、そして実例を提示してもらっても、
なかなかすぐには身につかないのが現実。
普段からタイトルは、直感でポイッと考えているため、なかなか使わない筋肉を使った心地です。

けれど何事も、やってみないことには始まらない。

プロの味を再現できなくても、プロのレシピで作れば、素人な自分の料理よりずっと美味しくなる。作中でもこのような、激励のメッセージがありました。

こちらの本、文章の感想を挟む暇もないほど技術解説に特化した一冊です。
読みながら、具体的に自分ならどう考えるか、を体験できるページもあるので

まさに「レシピを見ながら練習」ができる、note初心者にも優しい内容になっています。

なので「テクニックを知っても、実践で使うには難しいかな」と感じた人こそ読んでほしい。
ぜひ、本を手に取って読んでじっくり例を学んだり、読みながら自分ならこうする、を考えてみるのも良いかと思います。

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